特定のオブジェクトの欠損しているすべての依存項目をリストしている修飾名の配列を返します。

標準のサブVIノードでは、これがサブVIの修飾名になります。多態性VIのサブVIノードでは、これは2つの名前になります。1つは多態性VIの名前で、もう1つはインスタンスVIの名前です。typedef制御器では、typedefにネストされているtypedefがあり、それらが欠損している場合でも、単一の名前のみが返されます。ネストされた制御器でこのプロパティを呼び出して、欠損しているネストされたtypedefの名前を取得します。

一部のオブジェクトには特別な動作があります。

  • ネットワークシェア変数パス: パスは常に空です。変数は実行時に検出される可能性があるため、変数を定義するライブラリが欠損している場合でも、オブジェクトは常に検出されたと見なされます。
  • ダイナミックディスパッチサブVI: パスはクラスへのパス、名前はメンバーVIの名前です。
  • LabVIEWクラスプロパティノード: メンバーVIがスタティックディスパッチである場合でも、パスはクラスへのパス、名前はメンバーVIの名前です。これらのオブジェクトは、メンバーVIが欠損していてもクラスが検出された場合、検出されたとして分類されます。

備考欄

以下の表は、このプロパティの特性の一覧です。

短い名前 MissingNames
データタイプ c1dstr.png
権限 読み取り専用
ランタイムエンジンで使用可能 いいえ
リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 いいえ
VI実行中に設定可能 いいえ
フロントパネルをメモリにロード いいえ
使用前に認証が必要 いいえ
ブロックダイアグラムをメモリにロード いいえ
リモートアクセス可能 はい