GetVIDependencies
- 更新日2025-07-30
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このメソッドは、依存項目の名前とパスを返します。このメソッドを使用して、VIの依存項目合計セットの特定のサブセットを返せます。このメソッドは、プロジェクトライブラリ、XControl、クラス、ステートチャートなどの非VI依存項目を返しません。
LabVIEWは、論理積 (AND) 演算子を使用して指定したパラメータ値を組み合わせることで、返す依存項目を決定します。たとえば、LabVIEWがスタティックVIリファレンスをカスタム制御器または表示器に返すようにするには、スタティックVIリファレンス?および制御器VIを含む?の両方にTRUEを渡す必要があります。
このメソッドはデフォルトではブロックダイアグラムをメモリにロードしません。特定の入力値を指定するとブロックダイアグラムがロードされます。
構文
object.GetVIDependencies([dependencyNames], [dependencyPaths], [wholeHierarchy], [commentedOut], [staticVIRefs], [dynDispatching], [missingItems], [standardVIs], [reentrantClones], [polyVIs], [globalVIs], [controlVIs], [genericVIs], [callSetupVIs], [expressVIs], [loadDiagram])パラメータ
| 名前 | タイプ | 説明 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| dependencyNames | 文字列 | VI依存項目の名前を返します。 | ||||||
| dependencyPaths | 参照による文字列の配列 | VI依存項目のディレクトリパスを返します。 | ||||||
| wholeHierarchy | ブール | FALSE (デフォルト) の場合、LabVIEWは現在のVIの依存項目だけを返します。TRUEの場合は、VI階層全体の依存項目をすべて返します。回帰検出機能を実装することなく階層のトラバーサルを行うには、TRUEケースを使用します。 | ||||||
| commentedOut | バリアント | インボークされないダイアグラム内のVIへの依存項目 (ダイアグラム無効ストラクチャの無効ケースなど) を返すかどうかを指定します。また、ケースストラクチャのセレクタ端子に定数を配線すると、非実行ケースの依存項目はコメントアウトとみなされ、インボークされません。
| ||||||
| staticVIRefs | ブール | TRUEの場合、LabVIEWは「スタティックVIリファレンス」関数で参照されるVI (自身に対するリファレンスを含むトップレベルVIも含む) を返します。デフォルトはFALSEです。 | ||||||
| dynDispatching | バリアント | VIにダイナミックディスパッチサブVIが含まれる場合に返されるVIを指定します。
| ||||||
| missingItems | ブール | TRUEの場合、LabVIEWは見つからない依存項目の名前とパスを返します。壊れた依存項目、LabVIEWの新しいバージョンで保存されている依存項目、ディスクにない依存項目は、すべて見つからない依存項目としてみなされます。見つからない依存項目は、タイプは不明であるため、他のパラメータの構成に関係なく返されます。デフォルトはFALSEです。 | ||||||
| standardVIs | ブール | TRUE (デフォルト) の場合、LabVIEWは多態性VIインスタンスとインスタンス化された一般VIを含むサブVIを返します。 | ||||||
| reentrantClones | ブール | LabVIEWが依存項目である再入可能VIのクローンVIを返すかどうかを指定します。
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| polyVIs | ブール | TRUE (デフォルト) の場合、LabVIEWは多態性VIを返します。 | ||||||
| globalVIs | ブール | TRUE (デフォルト) の場合、LabVIEWはグローバルVIを返します。 | ||||||
| controlVIs | ブール | TRUE (デフォルト) の場合、LabVIEWはタイプ定義と指定タイプ定義を返します。 | ||||||
| genericVIs | ブール | TRUE (デフォルト) の場合、LabVIEWは一般VIを返します。 | ||||||
| callSetupVIs | ブール制御器 | TRUE (デフォルト) の場合、各呼び出しで再ロードまたは最初の呼び出しでロードして保持など、別の呼び出し設定オプションを使用しているサブVI呼び出しが返されます。これらのVIは、動的にロードされるので、メモリに存在している場合も、存在してしない場合もあります。メモリから見つからないVIを含めるには、 見つからない項目 を含むをTRUEに設定します。開発環境でメモリにない項目をロードするには、ブロックダイアグラムをロードする?をTRUEに設定します。 | ||||||
| expressVIs | ブール制御器 | TRUEの場合、LabVIEWはExpress VIを依存項目として返します。編集時Express VI依存項目が欲しい場合は、Express VIを保持する?をTRUEに設定します。ランタイムExpress VI依存項目が欲しい場合は、Express VIを保持する?をFALSEに設定します。この設定に関係なく、LabVIEWは、そのExpress VIがリファレンスVIにスクリプトしているすべてのサブVI呼び出しを返します。 | ||||||
| loadDiagram | ブール制御器 | TRUEの場合、このVIに依存関係があるかどうかをチェックする前に、そのブロックダイアグラムがロードされます。最初に保存された場所と異なる場所からブロックダイアグラムを開くと、 LabVIEWは新しいサブVIをメモリにロードする場合があります。これは、別の呼び出し設定VIを含む?オプションに影響を与える場合があります。デフォルトはFALSEです。 |
Return Value
なし