VI階層のスケールされた画像を取得します。

構文

object.GetHierImgScaled(imgdepth, imgdata, maxwidth, maxheight, VIToHighlight)

パラメータ

名前タイプ説明
imgdepth長整数画像の色深度 (サポートされている色の数) を示します。1 (1ビット、白黒)、4 (4ビット、16色)、8 (8ビット、256色)、または24 (24ビット、True Color)。デフォルトは8です。
imgdataImageData

「平坦化ピックスマップ描画」VIを使用して画像をピクチャとして描画したり、「グラフィック形式」VIを使用して画像をファイルに保存するために必要な画像の情報です。

  • 画像タイプ―将来の使用のために予約されています。
  • 画像深度―画像のカラー深度を指定します。これは、画像内の各ピクセルの色を表すのに使用するビット数です。有効な値は、1、4、8、および 24 ビット/ピクセル です画像深度 は、 LabVIEWが 画像の値を解釈する方法に影響します。
  • 画像―画像内の各ピクセルのカラーをラスター順に示すバイト配列。画像深度の値は、LabVIEWでの出力値の解釈方法を指定します。

    画像深度24の場合、各ピクセルは3バイトで色を表示します。各ピクセルの最初のバイトは赤の値、2番目のバイトは緑の値、そして、3番目の値は青の値を示します。

    画像深度8の場合、各ピクセルは1バイトで色を表示します。各ビットの値は、赤、緑、青の値が後に続く、最上位バイトがゼロの32ビットRGB値を格納するの要素に対応します。

    画像深度4の場合、0から15を含む画像の有効値を除いて、画像深度8の場合と似た動作になります。

    画像深度1の場合、画像の0の値はすべての要素0に対応します。その他のすべての値は、の要素1に対応します。

    配列のサイズは、パッディングのため、予想以上のサイズになる可能性があります。

  • mask―各ビットがピクセルのマスク情報を表すバイト配列。最初のバイトは最初の8ピクセルを表し、2番目のバイトはその次の8ピクセルを表すというようになります。1ビットが0の場合、LabVIEWでは対応するピクセルを透明として描画します。配列が空の場合、LabVIEWでは透明度なしですべてのピクセルを描画します。画像内の各ピクセルに対して配列に1ビットが含まれない場合、LabVIEWは透明度なしで配列から欠如したピクセルを描画します。
  • カラー画像の値に対応するRGBカラー値の配列。画像深度の値は、LabVIEWでの出力値の解釈方法を指定します。画像深度24の場合、LabVIEWはこの出力を無視します。画像深度8の場合、配列に256の要素が含まれます。画像深度4の場合、配列には16個の要素があります。画像深度1の場合、配列には2つの要素があります。
  • 長方形―画像の外接長方形を表す座標を含むクラスタ (左上隅が (0,0) の位置)。枠の右下隅には画像が含まれません。
maxwidth長整数返される画像の幅を指定します。入力が0の場合、返された画像がLabVIEWのVI階層ウィンドウに表示される際、幅がデフォルト画像と同じサイズになります。また、指定された最大幅パラメータと最大高さパラメータがデフォルト画像と同じ比率を維持していないと、LabVIEWは返された画像を変形できません。
maxheight長整数返された画像の高さを指定します。入力が0の場合、返された画像がLabVIEWのVI階層ウィンドウに表示される際、高さがデフォルト画像と同じサイズになります。また、指定された最大幅パラメータと最大高さパラメータがデフォルト画像と同じ比率を維持していないと、LabVIEWは返された画像を変形できません。
VIToHighlightバリアント階層画像でハイライトするVIを指定します。指定されたVIの周りには紫色の境界が表示され、またそのVIが表示されるよう階層が自動的に展開/縮小されます。

Return Value

なし