このダイアログ ボックスを表示するには、ファジーシステムデザイナ操作→ルールを事前生成を選択します。

ファジーシステムデザイナで設計するファジーシステムのルールベース全体を生成するには、このダイアログボックスを使用します。このダイアログボックスで生成されるすべてのルールで、同じ前件部接続子サポートの度合い、および後件部影響が使用されます。また、このダイアログボックスは、ファジーシステムデザイナのルールページのすべての既存ルールを削除します。

このダイアログボックスには以下のコンポーネントが含まれています。

オプション 説明
前件部接続子

生成されるルールに使用する前件部接続子を指定します。前件部接続子により、ファジー論理コントローラが集計されたルール前件部の真理値の計算方法が決まります。

以下の先行詞接続詞を使うことができる:
  • AND (最小) —ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの最小の度合いを使用することを指定します。
  • AND (積) —ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの度合いの積を使用することを指定します。
  • OR (最大) —ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの最大の度合いを使用することを指定します。
  • OR (確率的) —ファジー論理コントローラが前件部のメンバーシップの度合いの確率的合計を使用することを指定します。ファジー論理コントローラは、確率的合計を(A + B) – (A * B)という式により計算します。ここで、ABは前件部です。
サポートの度合い

生成されたルールに適用する重み (0と1の間) を指定します。ルールの重みを計算するには、サポートの度合いと集計されたルール前件部の真理値を乗算します。

後件部の含意演算

生成されるルールに使用する含意演算方法を指定します。後件部の含意演算は、ファジー論理コントローラがルールの重みに基づいて出力言語変数のメンバーシップ関数をスケールする方法を指定します。含意演算方法には、最小方式または方式を使用できます。