ミリ秒タイマの値が、指定されたミリ秒倍数になるまで待機します。この関数を使用して、動作を同期させます。この関数をループ内で呼び出して、ループの実行レートを制御できます。ただし、最初のループの周期は短くなる可能性があります。0の値をミリ秒倍数入力に配線すると、強制的に現在のスレッドにCPUの制御を譲歩させます。

この関数は、非同期のシステムコールを行いますが、ノード自体は同期して機能します。したがって、指定された時間が経過するまで実行は完了しません。


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入力/出力

  • cu32.png ミリ秒倍数

    ミリ秒倍数は、VI実行時に経過時間をミリ秒で指定する入力です。0の値をこのパラメータに書き込むと、現在のスレッドが強制的にCPUの制御を行います。

  • iu32.png ミリ秒タイマ値

    ミリ秒タイマ値は、待機後のミリ秒タイマの値を返します。

  • たとえば、LabVIEWがVIを呼び出すときにミリ秒倍数が10 msでミリ秒タイマ値が112 msの場合、ミリ秒タイマ値が120 msで10の倍数になるまでVIは8ミリ秒長く待機します。