VISAリソース名で指定されたデバイスまたはインタフェースから指定されたバイト数を読み取り、読み取りバッファにデータを返します。


icon

入力/出力

  • cvsrn.png VISAリソース名

    VISAリソース名は開くリソースを指定します。VISAリソース名制御器は、セッションとクラスの指定にも使用できます。

  • cu32.png バイトカウント

    バイトカウントは、読み取るバイト数です。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ivsrn.png VISAリソース名出力

    VISAリソース名は、VISA関数が返すVISAリソース名のコピーです。

  • istr.png 読み取りバッファ

    読み取りバッファには、デバイスから読み取られたデータが含まれます。

  • iu32.png リターンカウント

    リターンカウントには、実際に読み取られたバイト数が含まれます。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • この関数は、バッファの最後のデータに達した場合、終了文字に達した場合、タイムアウトが発生した場合には要求されたバイトよりも小さいバイトを返すことがあります。出力エラークラスタは、タイムアウトが発生したかどうかを示します。

    データが同期的または非同期的に読み取られたかどうかは、プラットフォームによって異なります。ノードを右クリックして、ショートカットメニューから同期I/Oモード»同期を選択し、データを同期的に読み取ります。

    ハードウェアドライバ間でデータを同期的に転送すると、データ転送中、呼び出しスレッドがロックされます。転送速度によっては、この操作は呼び出しスレッドを必要とするその他のプロセスを妨げる場合があります。ただし、アプリケーションで高速データ転送が必要とされる場合、操作を同期的に行うと、呼び出しスレッドはこの操作に専念されます。

    メモ ほとんどのアプリケーションでは、4台以下の計測器と通信を実行している場合、同期的な呼び出しの速度が多少向上します。5台以上の計測器と通信を実行している場合、非同期の操作によってアプリケーションの速度が大幅に向上します。LabVIEWのデフォルトは非同期I/Oです。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Instrument IO\Serial\Continuous Serial Write and Read.vi
    • labview\examples\Instrument IO\VISA\USB\USB RAW - Bulk.vi
    • labview\examples\Instrument IO\GPIB\GPIB with VISA functions.vi