VISAトリガアサート関数
- 更新日2025-07-30
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インタフェースのタイプに応じて、ソフトウェアトリガまたはハードウェアトリガをアサートします。ソフトウェアトリガでは、デフォルト (0) のみが有効なプロトコルです。VXIハードウェアトリガでは、デフォルト (0) はSync (5) と等しくなります。PXIトリガでは、PXI: Reserve (6) とPXI: Unreserve (7) が唯一の有効なプロトコルです。

入力/出力
VISAリソース名
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VISAリソース名は開くリソースを指定します。VISAリソース名制御器は、セッションとクラスの指定にも使用できます。
プロトコル (デフォルト: 0)
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プロトコルはアサート中に使用するトリガプロトコルです。 この入力は以下の値を受け入れます。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
VISAリソース名出力
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VISAリソース名は、VISA関数が返すVISAリソース名のコピーです。
エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。 |
488.2計測器のソフトウェアトリガ (GPIB、VXI、TCP/IP、USB)
この関数はアドレスが指定されたデバイスにIEEE-488.2ソフトウェアトリガを以下のバス特有の詳細情報と送信します。
- GPIB―VISAはリスンするアドレスを指定して、GPIBのGroup Execute Trigger (グループトリガ実行) メッセージを送信します。
- VXI―VISAはWord Serial Clear (ワードシリアルのクリア) コマンドを送信します。
- USB―VISAはバルク出力パイプでトリガメッセージIDを送信します。
非488.2計測器のソフトウェアトリガ (Serial INSTR、TCP/IP SOCKET、USB RAW)
プロパティIOプロトコルがSerial-TCPIP-USB/488(4)に設定されている場合、この関数は「*TRG\n」という文字列をデバイスに送信します。それ以外の場合、この操作は無効です。
VXIのハードウェアトリガ
VXI計測器へのハードウェアトリガでは、最初にTrigger Identifierプロパティを適切なトリガラインに設定する必要があります。この関数は、Trigger Identifierプロパティで指定されたラインに対して指定されたトリガ操作を実行します。
PXIのトリガ予約
PXI計測器では、この関数はトリガラインの外部トリガで使用するためにトリガを予約または予約解除 (解放) します。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Instrument IO\VISA\PXI\PXI - Reserve Trigger.vi
VISAリソース名
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プロトコル (デフォルト: 0)
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エラー入力 (エラーなし)
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VISAリソース名出力
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エラー出力
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