「TDMSを開く」関数で開いた.tdmsファイルを閉じます。


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入力/出力

  • cgnrn.png TDMSファイル

    tdms fileには 、操作を実行する .tdms ファイルへの 参照番号( )を指定する。Refnumを開くには、「TDMSを開く」関数を使用します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。以下の例外を除き、この入力は標準エラー入力として機能します。

    このノードは実行前にエラーが発生していても通常どおり実行されます。

  • ipath.png ファイルパス出力

    ファイルパス出力は、操作を実行した.tdmsファイルのパスを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • (VxWorks) LabVIEWは、TDMSファイルを開くと共有TDMSコンポーネントをメモリにロードします。すべてのTDMSファイルを閉じると、LabVIEWはこのコンポーネントをアンロードします。VxWorksオペレーティングシステムでは、メモリからTDMSコンポーネントをアンロードすると、VxWorksの既知の問題により、約1.8キロバイトのメモリがリークします。アプリケーションでメモリリークを防止するには、以下のガイドラインに従ってください。

    • VxWorksでは、むやみにTDMSファイルを開いたり、閉じたりしない。
    • アプリケーション開始時に追加のTDMSファイルを開き、アプリケーションですべてのTDMS読み取りと書き込みが終了するまで開いたままにします。こうすることで、他のTDMSファイルを頻繁に開いたり閉じたりするあいだも、TDMSコンポーネントは維持されます。
    • RTターゲットでTDMSコンポーネントをスタートアップコンポーネントに設定します。このためには、ターゲットのルートディレクトリ (c:\ni-rt.ini) にあるni-rt.iniStartupDLLsセクションにtdms.outを追加してから、ターゲットを再起動します。こうすることで、TDMSを閉じたときにTDMSコンポーネントがメモリからアンロードされなくなります。

    RTターゲットのni-rt.iniなどのファイルにアクセスする方法については、ni.comの技術サポートデータベースを参照してください。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\TDMS\Standard Read and Write\TDMS Read Events Data.vi
    • labview\examples\File IO\TDMS\Concurrent Access to TDMS File.vi