制御器値を指標で設定関数

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参照するVIの制御器の値を設定します。この関数は、制御器クラスの値プロパティを使用するなどしてフロントパネル制御器の端子に書き込むVIサーバオブジェクトよりも高速です。しかし、この関数を使用するには、制御器の値を設定する他の方法よりも高度なアプリケーション設計が必要になります。

入力/出力

VI Refnum —

VI Refnumは、複数の制御器値を設定するVIへのリファレンスを指定します。この入力には、指定リファレンスまたは非指定リファレンスを配線できます。デフォルトは現在のVIへのリファレンスです。

制御器指標 —

制御器指標は、値を設定したいフロントパネル制御器の指標を指定します。

制御器指標を取得するには、制御器クラスの制御器指標プロパティを使用してください。

データ値 —

データ値は、制御器に書き込む値を指定します。デフォルトはバリアントですが、制御器に書き込む値のデータタイプを指定することもできます。1つの制御器を指定するには、制御器指標にスカラ指標を配線し、データ値に単一値を配線します。

エラー入力 (エラーなし) —

エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

エラー出力 —

エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

「制御器値を指標で設定」関数は、値を設定したい制御器が存在するVIが実行中または実行モードである必要があります。さらに、値を設定したい制御器の端子がブロックダイアグラム上にある必要があります。

メモクラスタまたは配列内にネストされている制御器の端子はブロックダイアグラム上に存在しないため、これらの制御器に値を設定することはできません。

この関数は、制御器指標とデータ値に配線された2つの配列のうち短いほうの長さ分だけ繰り返します。この関数はすべての値を設定しようとするので、最初のエラーでは停止しません。複数の指標または値でエラーが発生した場合、最初のエラーのみが報告されます。

この関数を使用して制御器値を設定する際のパフォーマンスを最大化するには、以下の推奨事項に従ってください。

アプリケーションの初期化セクションで一度だけ制御器指標を取得する。
現在のVIの制御器に値を設定するには、VI Refnumを配線しない。
オーバーヘッドを最小化するために、一度の呼び出しで複数の値を設定する。
データタイプが同じ制御器に値を設定するには、そのデータタイプの配列をデータ値に配線する。たとえば、表記法が64ビット倍精度浮動小数点数である多数の数値制御器を更新するには、64ビット倍精度浮動小数点数の配列をデータ値に配線します。