sの値に応じて、t入力またはf入力に配線された値を返します。sがTRUEの場合、この関数はtに配線された値を返します。sがFALSEの場合、この関数はfに配線された値を返します。

コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • cdbl.png t

    tは、sがTRUE値の場合にこの関数が返す値です。

    t and f must be of the same type, but they can have different numeric representations.
  • cbool.png s

    sは、s? t:ftまたはfのどちらの値が返されるかを決定します。

    If you wire an error cluster to s and an error occurs, the error cluster passes a TRUE value to the function. Otherwise, the error cluster passes a FALSE value to the function.
  • cdbl.png f

    fは、sがFALSE値の場合にこの関数が返す値です。

    t and f must be of the same type, but they can have different numeric representations.
  • idbl.png s? t:f

    s? t:fには、sがTRUEの場合はtに配線された値、sがFALSEの場合はfに配線された値が返されます。

  • FPGAモジュールの詳細

    以下の説明は、このオブジェクトをFPGA VIで使用する場合に適用されます。

    メモ 以下の詳細は、LabVIEW FPGAモジュールのバージョンごとに変更される場合があります。
    シングルサイクルタイミングループ サポートあり
    Usage この関数を単精度浮動小数点データタイプと使用する場合、リソース使用、レイテンシ、およびシングルサイクルタイミングループのサポートへの影響については、 単精度浮動小数点データタイプを使用 するおよび FPGA設計で使用するデータタイプを決定する トピックを参照してください。
    タイミング

    シングルサイクルタイミングループの内側―比較関数をシングルサイクルタイミングループ内で使用すると、組み合わせ論理の遅延は比較するデータタイプの幅に比例します。

    シングルサイクルタイミングループの外側―比較関数をシングルサイクルタイミングループの外側で使用すると、各比較関数に1クロックサイクルが必要となります。

    固定小数点データタイプを扱う比較関数では、オーバーフローモードと丸め込みモードによってタイミングが影響を受ける可能性があります。

    リソース 比較関数が使用するFPGAリソースの量は、比較するデータタイプの幅に比例します。