1つまたはすべての部分文字列を別の部分文字列で置換します。複数行?入力を含め、高度な正規表現検索を有効にするには、関数を右クリックして、正規表現を選択します。


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入力/出力

  • cbool.png 複数行? (F)

    複数行?には、入力文字列のテキストを複数行文字列として扱うかどうかを指定します。この設定は、^文字と$文字のマッチの処理方法に影響する。

    複数行?をFALSE (デフォルト) に設定して、正規表現の先頭に^を指定すると、入力文字列の文字列の先頭のみを対象に一致を検索します。正規表現の最後に$を指定すると、入力文字列の文字列の末尾のみを対象に一致を検索します。複数行?をTRUEに設定して、「^」を入力すると、入力文字列の任意行の先頭を対象に一致を検索し、「$」を入力すると、入力文字列の任意行の末尾を対象に一致を検索します。

    メモ ^ 文字は、パターンの最初の文字として使用した場合、文字列の最初に一致を固定します。開き四角括弧の直後に ^ を文字クラスの先頭として追加すると、その表現は、指定した文字クラスに存在しないすべての文字と一致します。
  • cbool.png 大小文字の区別を無視? (F)

    大小文字の区別を無視?は、文字列検索で大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。

    FALSEの場合 (デフォルト)、文字列検索は大文字と小文字を区別します。

  • cbool.png すべて置換? (F)

    すべて置換?には、検索文字列のすべての文字列データを置き換えるか、または最初の文字列データのみを置き換えるかを指定します。

    FALSE (デフォルト) の場合、最初の文字列データのみを置き換えます。

  • cstr.png 入力文字列

    入力文字列には、関数により検索する入力文字列を指定します。

  • cstr.png 検索文字列

    検索文字列には、検索して置き換える文字列を指定します。

    検索文字列が空の文字列で、すべて置換?がFALSEの場合、関数は置換文字列入力文字列の各文字の冒頭に追加します。検索文字列が空の文字列で、すべて置換?がTRUEの場合、関数は置換文字列入力文字列の冒頭、各文字の間、末尾に追加します。

    高度な正規表現を使用して検索するには、関数を右クリックして、正規表現を選択します。

  • cstr.png 置換文字列 ("")

    置換文字列には、検索文字列の換わりに挿入する文字列を指定します。デフォルトは空の文字列です。

    置換文字列で の後方参照を 受け付けるように検索置換文字列機能を設定するには、機能を右クリックし、 正規表現を選択します。

  • ci32.png オフセット (0)

    オフセットは、関数で検索文字列を検索開始する入力文字列の文字数を決定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • istr.png 結果文字列

    結果文字列には、置換文字列で置換された検索文字列の1つまたはすべての文字列データを含む入力文字列が含まれます。

    置換文字列が空の場合、結果文字列には検索文字列が削除された入力文字列が含まれます。

  • ii32.png 置換数

    交換数は、LabVIEWが検索文字列を交換した回数を返します。

  • ii32.png 置換後のオフセット

    置換後のオフセットは、最後の一致と置換が行われた後の結果文字列内のオフセットを示します。

    すべて置換?がFALSEの場合、次の一致 (ある場合) はこのポイントの後になります。

    関数が検索文字列を検出しない場合、置換後のオフセットは–1を返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • メモ 「文字列の検索と置換」関数は、文字列内のNULL文字をサポートしません。この関数に配線した文字にNULL文字が含まれている場合、LabVIEWがエラーを返すとともに、関数は予期しない結果を返す場合があります。

    文字のグループ化、代替パターンマッチング、後方参照、非貪欲な数量化などを含むパターンなど、より複雑なパターンを検索したい場合は、 高度な正規表現 検索用の機能を設定するか、 正規表現との一致 機能を使用してください。

    検索文字列で上級正規表現を使用し、かつ置換文字列で部分的一致の置換を行う一致を検索するには、「文字列の検索と置換」関数を右クリックして、ショートカットメニューから正規表現を選択します。この関数は、「正規表現で一致」関数と同じ正規表現の構文を使用します。

    正規表現のサポートは、PCREライブラリパッケージにより提供されています。PCREライブラリパッケージ再配布時のライセンスの詳細については、<National Instruments>\_Legal Informationディレクトリを参照してください。

    RCRE (Perl Compatible Regular Expressions) については、PCREのWebサイト (www.pcre.org) を参照してください。