入力を最も近い整数に丸め込みます。入力値が2つの整数の中間にある場合、関数は最も近い偶数の整数を返します。

たとえば、数値が1.5か2.5の場合、最も近い整数値は2です。

メモ メモ IEEE規格により、この関数の丸め込み方法が決定されます。この方法では、すべての整数が同じ方向に丸め込められないため、正または負にバイアスされていない、より正確な値が生成されます。

コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • cdbl.png 数値

    数値は、スカラ、数値の配列またはクラスタ、数値クラスタの配列などにできます。

  • idbl.png 最も近い整数値

    最も近い整数値は、 数値に最も近い整数です。入力がタイムスタンプ値の場合、関数は最も近い秒に丸め込みます。

    When 数値 is in the form of a + bi, that is, when 数値 is complex, the function returns a complex number defined by the nearest integer to the real and imaginary parts of 数値. The following equation defines 最も近い整数値: nearest integer value(x) = nearest integer value(a) + i * nearest integer value(b)
  • FPGAモジュールの詳細

    以下の説明は、このオブジェクトをFPGA VIで使用する場合に適用されます。

    メモ 以下の詳細は、LabVIEW FPGAモジュールのバージョンごとに変更される場合があります。
    シングルサイクルタイミングループ サポートあり
    Usage この関数は、単精度浮動小数点データタイプをサポートしていません。
    タイミング

    シングルサイクルタイミングループの内側―この関数をシングルサイクルタイミングループ内で使用すると、組み合わせ論理の遅延は数値のビット数に比例します。

    シングルサイクルタイミングループの外側―この関数をシングルサイクルタイミングループの外側で使用すると、実行に1クロックサイクルと1レジスタが必要となります。

    オーバーフローモードと丸め込みモードはタイミングに影響を及ぼす可能性があります。

    リソース この関数は、数値のビット数に比例するFPGAリソースを必要とします。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Numerics\Numeric Functions.vi