メモリ解放要求関数
- 更新日2025-07-30
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この関数を含むVIの実行後、未使用のメモリの割り当てを解除します。
この関数は、高度なパフォーマンス最適化のみに使用できます。場合によっては、未使用メモリを解放することでパフォーマンスを向上させることができます。ただし、頻繁にメモリを解放すると、LabVIEWがメモリの割り当てを再利用せずに、メモリ領域を繰り返し割り当てる原因となります。したがって、この関数は、使用するVIによって大量のデータが割り当てられるが、その割り当てが決して再利用されない場合にのみ使用してください。

入力/出力
フラグ
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フラグがTRUEの場合、この関数はこの関数を含むVIが実行された後、メモリの割り当てを解除します。 |
トップレベルVIがサブVIを呼び出すと、LabVIEWはそのサブVIが実行されるメモリのデータスペースを割り当てます。通常サブVIの実行が終了する際、トップレベルVIの実行が終了するかアプリケーション全体が停止するまで、LabVIEWはデータスペースを解放しません。これは、メモリ不足およびパフォーマンスの低下の原因となることがあります。この関数を使用して、VIの実行の完了直後にデータスペースを解放します。
メモリを解放するサブVIに「メモリ解放要求」関数を配置します。フラグブール入力をTRUEに設定すると、LabVIEWはサブVIのデータスペースを解放することによって、メモリの使用率を減少させます。
フラグ
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