Python関数を直接呼び出します。

Pythonノードは、拡張可能であり、配線されている入力と出力のデータタイプを表示します。Pythonノードは、Pythonセッション、モジュールパス、および関数名を指定して構成できます。

Pythonノードは、Real-TimeまたはFPGAターゲットではサポートされていません。


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入力/出力

  • cgnrn.png セッション入力

    セッション入力は、Pythonセッションのリファレンスを指定します。1つのPythonセッションでは、1つまたは複数のPythonノードを実行できます。

  • cpath.png モジュールパス

    モジュールパスは、Pythonモジュールのパスを指定します。モジュールには呼び出すPython関数が含まれています。

  • cstr.png 関数名

    関数名は、呼び出すPython関数の名前を指定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cpoly.png 戻り値タイプ

    戻り値タイプには、戻り値のデータタイプを指定します。

    戻り値タイプにデータタイプを配線して戻り値のデータタイプを示す必要があります。Python関数が値を何も返さない場合は、戻り値タイプを未配線にしておきます。
  • cpoly.png 入力パラメータ

    入力パラメータは、Python関数の入力パラメータを指定します。

    Pythonノードでは、サイズを変更して端子を追加できます。Python関数に値を渡すには、端子ペアの左端子に値を配線します。端子ペアの右端子に配線することにより、関数の呼び出し後にパラメータの値を読み込みます。
  • ignrn.png セッション出力

    セッション出力は、Pythonセッションのリファレンスを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • ipoly.png 戻り値

    戻り値は、Python関数の戻り値です。

  • ipoly.png

  • サポートされているデータタイプ

    Pythonノードは、多数のデータタイプをサポートしています。このノードを使用すると、次のデータタイプを呼び出せます。

    • 数値
    • 配列 (多次元配列を含む)
    • 文字列
    • クラスタ
    • ブール

    呼び出し規約

    このノードは、整数、文字列、およびブールをPythonの対応するデータタイプに、配列をリストまたはNumPy配列に、クラスタをタプルにそれぞれ変換します。

    配列をリストまたはNumPy配列にマーシャリングする

    Pythonノードは、デフォルトで配列をリストにマーシャリングします。入力パラメータに配線された配列をNumPy配列にマーシャリングするには、入力パラメータを右クリックしてショートカットメニューからNumPy配列にマーシャリングを選択します。

    メモ NumPy配列にマーシャリングできるのは数値配列のみです。

    クラスタを名前付きタプルにマーシャリングする

    Pythonノードは、デフォルトでクラスタをタプルにマーシャリングします。Pythonでは、タプル内の項目を参照するには、インデックスとイテレータを使用する必要があります。Pythonは名前付きタプルをサポートしているため、項目を名前で参照することもできます。名前付きタプルを名前で参照するには、クラスタを名前付きタプルにマーシャリングする必要があります。入力パラメータに配線されたクラスタを名前付きタプルにマーシャリングするには、入力パラメータを右クリックして、ショートカットメニューからNamedTupleにマーシャリングを選択します。