この境界ノードを使用すると、値をマップからコピーせずに、マップ内の値にアクセスしたり、変更したりできます。ストラクチャの左側の境界ノードを使用してマップ内の値を取得します。ストラクチャの右側の境界ノードを使用して取得した値を変更または破棄します。

この境界ノードをIn Place要素ストラクチャに配置するには、In Place要素ストラクチャの境界を右クリックし、ショートカットメニューからマップ値を取得/置換を追加オプションを選択します。または、「In Placeマップアクセス」VIを使用して、この境界ノードが追加されたIn Place要素ストラクチャをブロックダイアグラムに追加することもできます。


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入力/出力

  • cmap.png マップ —

    マップは、キーを検索するマップを指定します。この入力は、任意のデータタイプのマップを受け入れます。デフォルトのデータタイプは、32ビット符号付き整数のマップです。

  • cstr.png キー —

    キーは、マップ内で検索するキーを指定します。キーは、マップ内の既存のキーと同じデータタイプでなければなりません。

  • ci32.png デフォルト値 —

    デフォルト値は、指定されたキーがマップになかった場合に値に返す値を指定します。この入力は、マップ内の既存の値と同じデータタイプでなければなりません。

  • ibool.png キーがない? —

    キーがない?は、指定されたキーのエントリがマップに含まれていない場合にTRUEを返します。それ以外の場合、キーがない?はFALSEを返します。

    この出力は、左右の境界ノードに存在します。2つのキーがない?出力は同じ値を返します。

  • ii32.png 値 —

    値は、キーがない?がFALSEの場合、キーに関連付けられたエントリの値を返します。キーがない?がTRUEの場合、この出力はデフォルト値を返します。

  • cenum.png 動作 —

    動作は、キーがない?のTRUEまたはFALSE値に基づいてマップ上で実行する操作を指定します。この入力は、未配線の場合は値0とみなされます。

    2Delete Entry- key not found? がFALSEの場合、このノードは指定されたキーのエントリーをマップから削除する。キーがない?がTRUEの場合は、このノードはなにもしません。
    0Modify Entry only if found (デフォルト)- key not found? がFALSEの場合、このノードは既存の関連値を新しい値に置き換える。キーがない?がTRUEの場合は、このノードはなにもしません。
    1Add or Modify Entry- key not found? がFALSEの場合、このノードは既存の関連値を新しい値に置き換える。キーがない?がTRUEの場合、このノードは、新規キーとそれに関連付けられた値をマップに追加します。
  • ci32.png 値 —

    値は、関連付けられたキーを持つエントリの新規値を指定します。

  • imap.png マップ —

    マップは、結果のマップを返します。

  • istr.png キー —

    キーは、境界ノードの左側のキー入力と同じ値を返します。

  • ibool.png キーがない? —

    • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Collections\Map Collection - Word Counting.vi
    • labview\examples\Design Patterns\Registration Map\Registration Map Usage.lvproj