xを否定して、yと否定したxの論理和 (OR) を計算します。両方の入力はブール値、数値、またはエラークラスタである必要があります。xがTRUEでyがFALSEの場合、関数はFALSEを返します。それ以外の場合は、TRUEを返します。

メモ この関数は、数値入力に対してビット単位の演算を実行します。

コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • cbool.png x

    xは、ブール値または数値である必要があります。xは、スカラ、数値かブールの配列、数値かブールのクラスタの配列などです。xがエラークラスタの場合、エラークラスタの状態パラメータだけが入力端子に渡されます。

  • cbool.png y

    yは、ブール値または数値である必要があります。 yは、スカラ、数値かブールの配列、数値かブールのクラスタの配列などです。yがエラークラスタの場合、エラークラスタの状態パラメータだけが入力端子に渡されます。

  • ibool.png x . implies y?

    x .implies. y?は、yの論理和 (OR) とxの論理否定値です。

  • Implies真理値表

    xyx . implies y?
    TTT
    TFF
    FTT
    FFT

    FPGAモジュールの詳細

    以下の説明は、このオブジェクトをFPGA VIで使用する場合に適用されます。

    メモ 以下の詳細は、LabVIEW FPGAモジュールのバージョンごとに変更される場合があります。
    シングルサイクルタイミングループ サポートあり
    Usage 時間とリソースをできるだけ効率化するために、ブール関数はシングルサイクルタイミングループ内に配置してください。
    タイミング

    シングルサイクルタイミングループの内側―ブール関数をシングルサイクルタイミングループ内で使用すると、ブール演算が発生するたびにシングルサイクルタイミングループの組み合わせ論理に若干遅延が発生します。

    シングルサイクルタイミングループの外側―ブール関数をシングルサイクルタイミングループの外側で使用すると、各ブール演算に1クロックサイクルが必要となります。

    リソース ブール関数は、入力に大規模な配列が配線された場合に限り、大量のFPGAリソースを消費します。FPGAリソースを節約するために、配列を制限することを検討してください。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Booleans\Boolean Functions.vi