デバイス関数
- 更新日2025-07-30
- 3分で読める
デバイス関数は、特定の計測器またはデバイスに構成情報を送信します。
loc―ローカルに変更する
| 構文 | locアドレス |
locは、デバイスを一時的にリモートプログラムモードからローカルモードにします。
「アドレス」はデバイスのGPIBアドレスです。「1次+2次」の形式を使用する場合、この引数は、1次と2次の両方のアドレスを示します。ここで、1次と2次は、それぞれ10進数の1次アドレスと2次アドレスです。たとえば、1次が2で、2次が3の場合、「アドレス」は2+3です。
locは、GPIBデバイスにGTL(Go To Local)メッセージを送信します。
off―デバイスをオフラインにする
| 構文 | offアドレス |
offは、指定されたGPIBアドレスのデバイスをオフラインにします。これが必要なのは、NI-488 GPIBライブラリを使用している別のアプリケーションとデバイスを共有している場合のみです。
「アドレス」はデバイスのGPIBアドレスです。「1次+2次」の形式を使用する場合、この引数は、1次と2次の両方のアドレスを示します。ここで、1次と2次は、それぞれ10進数の1次アドレスと2次アドレスです。たとえば、1次が2で、2次が3の場合、「アドレス」は2+3です。
pct―制御を渡す
| 構文 | pct アドレス |
pctは、コントローラインチャージ(CIC)の権限を指定されたアドレスのデバイスに渡します。GPIBコントローラは自動的にアイドルになります。pctが制御を渡すデバイスには、コントローラ機能があることが前提となっています。
「アドレス」はデバイスのGPIBアドレスです。「1次+2次」の形式を使用する場合、この引数は、1次と2次の両方のアドレスを示します。ここで、1次と2次は、それぞれ10進数の1次アドレスと2次アドレスです。たとえば、1次が2で、2次が3の場合、「アドレス」は2+3です。
pctは以下のコマンドシーケンスを送信します。
- デバイスのトークアドレス
- デバイスの2次アドレス(該当する場合)
- 制御の取得(TCT)
ppc―パラレルポールを構成する
| 構文 | ppc バイト アドレス |
ppcは、計測器のパラレルポールへの応答を有効にします。
「バイト」は、0または有効なパラレルポールイネーブル(PPE)コマンドです。「バイト」が0の場合は、パラレルポールディセーブル(PPD)バイト0x70が送信され、デバイスがパラレルポールに応答しなくなります。パラレルポール実行中にデバイスが識別(IDY)メッセージに応答するのに使用するGPIBデータライン(DIO1~DIO8)と検出(1または0)は、16個のPPEメッセージそれぞれによって選択されます。デバイスはistを比較し、指定されたDIOラインをTRUEまたはFALSEにします。
「アドレス」はデバイスのGPIBアドレスです。「1次+2次」の形式を使用する場合、この引数は、1次と2次の両方のアドレスを示します。ここで、1次と2次は、それぞれ10進数の1次アドレスと2次アドレスです。たとえば、1次が2で、2次が3の場合、「アドレス」は2+3です。