オフセットで始まる文字列内の0~9、+、-、e、E、小数点 (通常ピリオド) を工学表記、指数形式、または小数形式と解釈して、その値を数値に返します。

コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • cbool.png システムの小数点設定を使用 (T)

    システムの小数点設定を使用は、小数点を定義します。

    TRUE (デフォルト) の場合、小数点はコンピュータで指定した地域指定小数点を使用します。FALSEの場合、小数点にはピリオドを使用します。
  • cstr.png 文字列

    文字列は、文字列、文字列のクラスタ、文字列の配列、または文字列のクラスタの配列です。

    文字列InfまたはNaNが含まれる場合、この関数はLabVIEWの値InfおよびNaNを返します。
  • ci32.png オフセット

    オフセットは、文字列に対して一致の検索を開始する文字数位置を指定します。オフセットは数値である必要があります。

    文字列の最初の文字のオフセットは0です。オフセットが未配線、または0未満の場合、関数はオフセットを0とみなします。
  • cdbl.png デフォルト (0 DBL)

    デフォルトは、数値表記の任意のオブジェクトで、数値の数値表記を指定します。

    デフォルトは、倍精度浮動小数点数値の0です。
  • ii32.png 数値後のオフセット

    数値後のオフセットは、文字列内で数値の後に続く最初の文字の位置を示す指標です。

    文字列の配列を入力した場合、数値後のオフセットには最後の文字列の値が反映されます。
  • idbl.png 数値

    数値は、文字列の構造によって、数値、クラスタ、数値のクラスタ、または、クラスタの配列になります。

    以下の表は、文字列オフセットデフォルトの値がどのように数値に影響するかを示します。

    文字列オフセットデフォルト数値後のオフセット数値コメント
    -4.7e-3x007-0.0047Xは許可されていないため、この時点で変換は停止します。
    +5.3.20045.32番目の小数点は許可されていないため、この時点で変換は停止します。

    指定する数値データタイプにフィットしない文字列をスキャンすると、この関数はデータタイプにフィットする最大数を返します。

  • 64ビット整数を返すように関数を設定する場合、デフォルト入力に64ビット整数を配線する必要があります。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Strings\Extract Numbers with Match Pattern.vi