DataSocket 読み取り関数
- 更新日2025-07-30
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次の使用可能なデータ値を接続入力で指定された接続に関連付けられたクライアント側のバッファのキューから削除し、そのデータを返します。

入力/出力
接続入力
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接続入力は、読み取るデータソースを識別します。 connection inには 、 urlを表す文字列、 共有変数コントロール、 DataSocket Open 関数から出力される コネクションID 参照パラメータ、 DataSocket Write 関数から出力される コネクションout パラメータを指定できます。
タイプ (バリアント)
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タイプ(バリアント)は、読み取るデータのタイプを指定し、データ出力端子のタイプを定義します。デフォルトのタイプはバリアントで、任意のタイプとなります。 任意のデータタイプをこの入力に配線し、出力データタイプを定義します。入力データの値は無視されます。
ミリ秒タイムアウト (10000)
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ミリ秒タイムアウトは、値の更新が接続バッファで使用可能になるまでの待機時間を指定します。 値の更新を待機がFALSEで、初期値が到着した場合、関数はこの入力を無視して待機しません。デフォルト値は10,000ミリ秒 (10秒) です。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
値の更新を待機 (T)
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値の更新を待機がTRUEの場合、関数は値が更新されるまで待機します。 接続バッファに未処理データが含まれる場合、関数は次の値を即座に返します。そうでない場合、関数は更新されるまでミリ秒タイムアウトのミリ秒間待機します。タイムアウト時間制限内に値が更新されなかった場合は現在の値が返され、タイムアウトはTRUEになります。値の更新を待機がFALSEの場合、関数は接続バッファに次の値を返し、データがない場合は最後に読み取られた値を返します。
ステータス
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ステータスは、PSPサーバまたはFieldPointコントローラの警告またはエラーを報告します。31番目のビットが 1の場合、 ステータスは エラーを示す。それ以外の場合、ステータスはステータスコードを示します。
品質
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品質は、シェア変数またはNI Publish-Subscribe-Protocol (NI-PSP) データ項目から読み取られたデータの品質です。VIをデバッグする情報については、品質の値を使用します。 以下の表は、一部の可能な品質値のリストです。
接続出力
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接続出力は、データ接続を指定するデータソースです。
データ
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データは、読み取りの結果です。この関数がタイムアウトする場合、データはこの関数により最後に読み取られた値を返します。この関数がデータを読み取る前にタイムアウトする、またはデータタイプに互換性がない場合は、データは0、空、または同等の値を返します。
タイムアウト
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タイムアウトは、更新または初期値を待機中に関数がタイムアウトになる場合、TRUEを返します。
エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。
タイムスタンプ
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タイムスタンプは、NI Publish-Subscribe Protocol (NI-PSP) データ項目とシェア変数のタイムスタンプデータを返します。 |
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Data Communication\DataSocket\Simple DataSocket\Simple DataSocket.lvproj
接続入力
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タイプ (バリアント)
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ミリ秒タイムアウト (10000)
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エラー入力 (エラーなし)
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値の更新を待機 (T)
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ステータス
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品質
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接続出力
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データ
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タイムアウト
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エラー出力
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タイムスタンプ
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