ユーザイベントへのリファレンスを返します。LabVIEWは、配線するユーザイベントデータタイプを使用して、イベント名およびイベントのデータタイプを決定します。ユーザイベント出力出力を「イベント登録」関数に配線して、イベントを登録します。ユーザイベント出力出力を「ユーザイベントを生成」関数に配線して、イベントおよび関連データをイベントに登録されたすべてのイベントストラクチャに送信します。


icon

入力/出力

  • cunclst.png ユーザイベントデータタイプ

    ユーザイベントデータタイプは、ユーザイベントのデータタイプと名前を定義する、データタイプとラベルを含む要素のクラスタまたは個々の要素です。

    メモ LabVIEWは、付属ラベルを使用してユーザイベントのデータを識別するため、入力の各要素に説明的な付属ラベルを付ける必要があります。ラベルを追加しないと、追加されたユーザイベントがイベントストラクチャのイベントデータノードに表示されません。
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • iusereventrn.png ユーザイベント出力

    ユーザイベント出力はタイプ指定で分類化されたユーザイベントRefnumです。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • ユーザイベントデータタイプは、要素のクラスタまたは個々の要素です。クラスタのユーザイベントデータタイプ入力に配線した場合、LabVIEWは、クラスタのタイプ名をユーザイベント名として使用します。クラスタ要素の名前およびデータタイプは、ユーザイベントが実行するイベントデータを定義します。個々のデータ要素をユーザイベントデータタイプ入力に配線した場合、LabVIEWは要素のタイプ名をユーザイベント名、および要素と同じデータタイプであるイベントが伝達する単一データ項目の名前として使用します。LabVIEWは名前とデータタイプのみを使用してユーザイベントを定義するため、関数に配線する実際の値は重要でありません。ユーザイベント出力出力はタイプ指定されたRefnumで、ユーザイベント名およびイベントデータタイプを含みます。

    ユーザイベント出力出力を「ユーザイベントを生成」関数および「ユーザイベント破棄」関数に配線できます。ユーザイベント出力出力を、「イベント登録」関数に配線して、ユーザイベントの発生時にノーティフィケーションをダイナミックに登録します。イベントストラクチャでユーザイベントを処理する場合、ユーザイベント名はイベントストラクチャの上部にあるイベントセレクタラベルに表示され、ユーザイベントデータフィールドはイベントケースの左境界線内のイベントデータノードに表示されます。

    メモ 1つのアプリケーションインスタンスでイベントリファレンスを取得する場合、別のアプリケーションインスタンスでそのイベントリファレンスを使用することはできません。別のアプリケーションインスタンスでイベントリファレンスを使用しようとした場合、LabVIEWはエラー1500を返します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Dialog and User Interface\Events\User Event Generation.vi