目次を表示したり、ファイルの特定のトピックに移動したり、ヘルプファイルを閉じることで、コンパイルされたヘルプファイルを制御します。

コンパイルヘルプファイルを作成して、この関数を使用して、VIからヘルプファイルにリンクします。また、この関数を使用して、デフォルトブラウザでHTMLファイルを表示することもできます。

(Real-Timeモジュール) この関数は、RTターゲットで実行されるVIでは使用できません。


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入力/出力

  • cenum.png 動作

    操作は、ヘルプファイルに対して行なう処理操作です。

    0Contents―ヘルプファイルの目次を表示します。この関数を使用して.chmファイルを制御する場合、この入力を0に設定すると、最後に.chmファイルを閉じたときにどのタブが表示されていたかによって、目次タブ、お気に入りタブ、または検索タブが表示されます。
    1Key―ヘルプファイルのお気に入りのキーワード、または、コンパイル済みのヘルプファイルの各HTMLファイルの名前を使用して、ヘルプファイルで指定したトピックを表示します。
    2Close―ヘルプファイルを閉じます。
  • cstr.png 検索する文字列

    検索する文字列は、表示するヘルプにあるトピックの索引キーワードまたはHTMLファイル名です。

    デフォルトは空の文字列です。操作が0または2の場合、LabVIEWはこの文字列を無視します。

    この文字列が索引キーワードを含む場合、ヘルプファイル索引に表示されるように、その文字列は索引キーワードと一致しなければなりません。複数レベルの索引キーワードを含むトピックにジャンプする場合、最初のレベルの索引キーワード、コロン、2番目のレベルの索引キーワードを入力します。スペースで要素を区切らないでください。たとえば、エラーコード:GPIB文字列は、エラーコードの最初のレベルの索引キーワードおよびGPIBの2番目のレベルの索引キーワードのあるトピックへジャンプします。

    ヘルプファイルへのパスがHTMLヘルプ (.chm) ファイルへのパスを含む場合、この文字列にHTMLヘルププロジェクトにある個々のHTMLファイルのファイル名 (.htm または.html) が含まれます。

  • cpath.png ヘルプファイルへのパス

    ヘルプファイルへのパスは、制御するコンパイル済みヘルプファイルへのパスまたはシンボリックパスです。

    ヘルプファイルの拡張子は.chmまたは.hlpになります。(macOSとLinux) この入力に .chm ファイルへのパスが含まれ、ファイルが存在しない場合、LabVIEWはこの入力を無視します。ただし、検索する文字列にHTMLファイル名が含まれ、help.chmがこの入力に配線するファイル名である、help\html\help.chmディレクトリにHTMLファイルがある場合、LabVIEWEWはデフォルトブラウザにそのHTMLファイルを表示します。この入力に.chmファイルへのパスが含まれ、検索する文字列に索引キーワードが含まれる場合、この関数はHTMLファイルを表示しません。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。