絶対値関数
- 更新日2025-07-30
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入力の絶対値を返します。
コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。

入力/出力
x
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xは、スカラ、数値の配列またはクラスタ、数値のクラスタの配列などにできます。 符号なし整数は負でない整数のみ表すため、xは符号なし整数にできません。
abs(x)
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abs(x)はxの絶対値です。 xがx = a + bi の形式の場合、つまりxが複素数の場合、次の公式はabs(x)を定義します。
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この関数に行列データを入力として配線すると、その行列データタイプと動作するサブVIを含むVIは関数を置換します。結果のVIは同じアイコンで表示されますが、行列固有のアルゴリズムを含みます。入力から行列の接続を解除しても、ノードはVIのままの状態で残ります。他のデータタイプを入力として配線して、元の関数を復元します。データタイプを関数に配線し、そのデータタイプによって基本的な数学演算に失敗する場合は、関数はNaNを返します。
xの絶対値がxのデータタイプの範囲外の場合、abs(x) は、データ型の範囲内の値にオーバーフローします。たとえば、xが8ビット整数で、xの値が-128の場合、128は8ビット整数の範囲 (-128~127) 外であるため、abs(x) は「-128」を返します。
FPGAモジュールの詳細
以下の説明は、このオブジェクトをFPGA VIで使用する場合に適用されます。
| シングルサイクルタイミングループ | サポートあり |
| Usage | この関数を単精度浮動小数点データタイプと使用する場合、リソース使用、レイテンシ、およびシングルサイクルタイミングループのサポートへの影響については、 単精度浮動小数点データタイプを使用 するおよび FPGA設計で使用するデータタイプを決定する トピックを参照してください。 |
| タイミング | シングルサイクルタイミングループの内側―この関数をシングルサイクルタイミングループ内で使用すると、組み合わせ論理の遅延はxのビット数に比例します。 シングルサイクルタイミングループの外側―この関数をシングルサイクルタイミングループの外側で使用すると、実行に1クロックサイクルと1レジスタが必要となります。 この関数で固定小数点データタイプを使用する場合、オーバーフローモードと丸め込みモードによってタイミングが影響を受ける可能性があります。 |
| リソース | この関数は、xのビット数に比例するFPGAリソースを必要とします。この関数で固定小数点データタイプを使用する場合、オーバーフローモードと丸め込みモードによってリソースが影響を受ける可能性があります。 |
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Numerics\Numeric Functions.vi
x
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abs(x)
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