プライベートデータ制御器は、LabVIEWクラスのデフォルト値を定義します。このエラーは、プライベートデータ制御器に不正な値がデフォルトとして設定されている場合に発生します。不正なデフォルト値は以下のとおりです。

  • このクラスの値です
  • 任意の子クラスの値です
  • LabVIEWでロードしたクラスがメモリに常駐していません
  • 所有するプライベートデータ制御器内でメンバーとしてこのクラスを使用する任意のクラスです
メモ LabVIEWは値の受け渡しによる言語であるためクラス参照制御器を持ちません。クラス制御器をプライベートデータクラスタに追加すると、クラス値全体がプライベートデータに追加されます。クラス自体が含まれるクラスをインスタンス化すると、データタイプ定義が無限再帰的になり、メモリが一杯になるまですべてのレベルで値が割り当てられます。プライベートデータ制御器のフィールドには、クラス自体の定義を使用せずに完全に定義されたクラスだけを使用できます。

このエラーを修正するには、これらの不正なデフォルト値があるかどうかを調べます。不正なデフォルト値があるかどうかクラス制御器およびバリアント制御器を調べてください。