配列要素挿入」関数の指標入力を使用して、入力配列に挿入する部分配列のタイプをLabVIEWで指定します。指標入力は、「配列から削除」関数に対しても同じように動作します。

たとえば、最初の指標が配線されている場合、LabVIEWは1行または複数の行を入力配列に挿入します。2番目の指標が配線されている場合、LabVIEWは列を挿入します。複数の指標入力を配線すると、LabVIEWは挿入または削除する部分配列の種類を認識できません。

このエラーを修正するには、関数への1つを除くすべての指標入力からワイヤを削除します。

LabVIEWで指標入力を使用して配列に挿入する例

次のブロックダイアグラムでは、1D部分配列のYが2D配列Xの0と1の行の間に挿入されています。

上のブロックダイアグラムへの入力が次のような場合、

出力は次のようになります。

ただし、2番目の指標入力が次のブロックダイアグラムのように配線されている場合は、LabVIEWは配列Xの0と1の列の間にYを挿入します。

上のブロックダイアグラムへの入力が次のような場合、

出力は次のようになります。