このダイナミックディスパッチVIは、先祖クラスで定義されたVIを無効にしようとしました。すべてのオーバーライドVIが親メソッド呼び出しノードを呼び出す必要がある先祖クラスで、要件を設定します。VIを呼び出すたびに親メソッド呼び出しノードが常に呼び出されることを確認するには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 親メソッド呼び出しノードをストラクチャノードの内部に配置することはできません。このVIは、Call Parent Methodノードがstructureノードの中にあるため、壊れています。ストラクチャノードは親の呼び出しを飛ばすために使用されたり、親に対する複数呼び出しを発生させることがあります。この現象を回避するには、ノードはすべてのストラクチャノードの外側に配置する必要があります。
  • ダイナミックディスパッチのフロントパネル端子入力は、親メソッド呼び出しノードのダイナミックディスパッチ入力に接続する必要があります。このVIが壊れているのは、Call Parent Methodノードが呼び出されるものの、ダイナミックディスパッチフロントパネル端末入力から来るデータを使用していないためです。
  • ダイアグラム上にあるダイナミックディスパッチのフロントパネル端子出力は、親メソッド呼び出しノードのダイナミックディスパッチ出力に接続する必要があります。このVIは、Call Parent Methodノードの結果がダイナミックディスパッチフロントパネル端末の出力に伝わらないために壊れています。
  • ダイアグラム上の親メソッド呼び出しノードは1つである必要があります。このVIは、Call Parent Methodノードを複数回呼び出しているため、壊れています。

親VIに対する無条件呼び出しの信号が発生するVIを作成すると、このエラーを解除できます。

このVIでは、データは、ダイナミックディスパッチのフロントパネル端子入力からダイナミックディスパッチのフロントパネル端子出力への呼び出しに転送されます。