操作メニュー

操作メニューには、VIの動作を制御するための項目が表示されます。VIのデバッグに関する項目も、このメニューから選択できます。

• 実行を選択すると、VIが実行されます。ツールバー上の実行ボタンはこの項目と同じ機能を果たします。
• 停止を選択すると、実行が終了する前にVIが停止します。停止メニュー項目を使用してVIを終了することは極力避けてください。パソコン等を含むシステム全体が不安定な状態になる場合があります。実行中のVIを停止する場合は、ブールスイッチや同様のデバイス等で停止できるようにダイアグラムを作成してください。
• 中に入るを選択すると、ノードが開いて実行が一時停止します。もう一度中に入るを選択すると、最初の動作が実行され、サブVIまたはストラクチャの次の動作で一時停止します。この項目は、ブロックダイアグラムのツールバーにある中に入るボタンと同じ機能を果たします。
• 飛び越えるを選択すると、ノードが実行され、次のノードで一時停止します。この項目は、ブロックダイアグラムのツールバーにある飛び越えるボタンと同じ機能を果たします。
• 外に出るを選択すると、現在のノードの実行が終了してから一時停止します。外に出るメニュー項目は、VI中の実行すべき操作がすべて終了すると無効になります。この項目は、ブロックダイアグラムのツールバーにある外に出るボタンと同じ機能を果たします。
• 呼び出されたら中断を選択すると、VIがサブVIとして呼び出された時点で実行が中断されます。また、Suspend On Callプロパティを使用すると、プログラム的にVIを中断することができます。
• VI終了後に印刷を選択すると、VIの実行後にフロントパネルが印刷されます。この項目は、VI PropertiesダイアログボックスのPrint Optionsページにある Automatically print front panel every time VI completes execution オプションと同様です。また、Print at Finishプロパティを使用すると、プログラムでフロントパネルを印刷することができます。
• Log at Completionは 、VIの実行が完了したときにデータのロギングを行う。また、Log at Finishプロパティを使用すると、プログラムによる自動データロギングを有効にすることができます。
• データロギングを選択すると、データロギング関数にアクセスできます。データロギングには以下の選択項目があります。
  • Logは 、対話的にデータロギングを実行します。
  • Retrieveは 、記録されたフロントパネルデータを表示します。
  • Purge Dataは 、削除マークをつけたすべてのデータログレコードを削除します。
  • Change Log File Bindingは 、ログファイルのバインディングを変更します。
  • Clear Log File Binding は、ログファイルのバインディングをクリアします。
• 実行モードに変更を選択すると、VIが実行モードに切り替えられます。このモードでは、VIが実行されるか実行予約状態になります。実行モードでは、すべてのフロントパネルオブジェクトにショートカットメニューの短縮版があります。VIが実行モードの間はVIを編集できませんが、フロントパネル制御器の値の変更、VIの開始/停止、メニューバーからの項目選択などは実行できます。実行モードになっている時は、このメニュー項目は編集モードに変更に変わります。
• リモートパネルに接続 する リモートコンピュータ上で動作するフロントパネルに接続し、制御します。
• Debug Application or Shared Library ］ダイアログボックスが表示され、アプリケーションビルダーでデバッグを有効にしたスタンドアロンアプリケーションまたは共有ライブラリのデバッグに使用することができます。