外部センサを接続する

FieldDAQデバイスのセンサ電源 (SP) 端子およびグランド (GND) 端子を介して接続することにより、出力電圧範囲が5 V24 Vの3線式または4線式外部センサに電力を供給することができます。出力電圧レベルは、10ビットの分解能を使用して柔軟性を最大に活用できるように構成できます。NIソフトウェアを使用して、集録を開始する前にセンサの電源をオンにするよう構成します。

図 12. 4線式外部センサに電源を投入する

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図 13. 3線式外部センサに電源を投入する

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FieldDAQデバイスは、センサの励起電源を短絡回路または FD-11601 仕様 に掲載されているよりも高い電流から保護するために、電流制限電圧フォールドバックモードになります。このモードでは、出力電圧が設定電圧よりも低い値にフォールドバックし、過電流状態がNI-DAQmxで設定され、電圧入力LEDが赤色に点灯します。過負荷状態が解消されると、出力は自動的に目的の設定電圧に戻り、NI-DAQmxでの過電流状態はクリアされ、電圧入力LEDは通常の状態に戻ります。

FieldDAQデバイスには、センサが接続されているかどうかを示す開回路検出モードもあります。すべてのセンサ出力電圧において、 FD-11601 仕様 にリストされているセンサ検出用の最小出力電流が取得されない場合は、開回路が検出されます。開回路が検出されると、NI-DAQmxで断線チャネル状態が設定され、電圧/入力LEDがオフになります。

接続されたセンサの電流が最大仕様値を下回る場合に、電圧入力LEDは緑色に点灯します。