DIAdemの構成
- 更新日2023-04-06
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基本設定を保存したり、DIAdemの起動時にそれらの設定を有効化するには、DIAdemデスクトップファイルを使用します。デスクトップファイルの拡張子は.dddです。デスクトップファイルには、DIAdemの動作に関する一般的なデフォルト設定、特定のデータ形式、およびチャンネルのプロパティを保存してください。また、データ領域に関するパラメータ、ログファイルの設定項目、およびパネル固有のデフォルト設定も保存します。DIAdemではデスクトップファイルdesktop.dddがデフォルトで使用されます。デスクトップファイルは、デスクトップフォルダに保存されます。スタートパラメータを変更すれば、別のデスクトップファイルまたは別のフォルダを指定できます。
ダイアログボックスのパラメータはパラメータファイルに保存されます。パラメータファイルにはデスクトップファイルと同じ名前でファイル名拡張子.parが付きます。デスクトップファイルが保存されると、ファイル名拡張子が.tucのファイルも保存されます。このファイルには単位カタログが保存されます。また、ファイル名拡張子が.bdnのファイルと、デスクトップファイルと同じ名前のフォルダも作成されます。このファイルとフォルダにはバー定義が含まれており、バーマネージャーインタフェースを使用して構成できます。また、ファイル名拡張子が*.tprのファイルも作成されます。このファイルにはカスタムプロパティのテンプレートが保存されます。
デスクトップファイルは、現在のユーザフォルダ、たとえばC:\Documents and settings\ユーザ名\Local settings\Application data\National Instruments\DIAdem\...に保存されます。このフォルダにはユーザ固有のファイルが保存されています。このフォルダは通常オペレーティングシステムにより非表示にされます。
デスクトップファイルをロードするためのダイアログボックスを開くには、設定→ロードを選択します。デスクトップファイルを保存するためのダイアログボックスを開くには、設定→別名で保存を選択します。
![]() | メモ DIAdemの現行バージョンでは、DIAdemのバージョン7.20以前で作成されたデスクトップファイルは使用できません。 |
![]() | メモ DeskDrv変数を指定すると現在のデスクトップフォルダが戻ります。 |
![]() | メモ 別のコンピュータで構成を使用できるようにするには、すべての構成ファイル(*.ddd、*.par、*.tuc、*.bdn、*.tpr)と、デスクトップファイルと同じ名前のサブフォルダを転送する必要があります。 |
プロシージャ
DIAdem NAVIGATORの起動時の動作を変更する | DIAdemの時間形式を変更する | ダイアログボックスのデフォルト設定を定義する | チャンネル参照を変更する | データセットを登録する | スクリプトを使用してDIAdemを起動する