DIAdem SCRIPT
- 更新日2023-04-06
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DIAdem SCRIPT
DIAdem SCRIPTを使用して、VBSスクリプトまたはPythonスクリプトの生成、編集、実行、および監視を行います。記録モードでインタラクティブに実行した手順を記録すれば、自動的にスクリプトを生成できます。ダイアログエディタでは、独自のダイアログボックスを作成し、スクリプトに統合することができます。設定ダイアログボックスでPythonIDEへのパスを指定している場合は、メニューまたはツールバーから外部PythonIDEでPythonファイルを開くこともできます。DIAdem SCRIPTには以下の領域があります。
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ファイル→新規、ファイル→新規VBS、またはファイル→新規Pythonのメニューを使用して、新規スクリプトを作成します。
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スクリプトを入力したり編集したりするにはスクリプトエディタを使用してください。ツールヒントには、コマンドと変数についての情報が表示されます。<F1>を押すと、選択したコマンドまたは変数のヘルプにアクセスできます。DIAdemのコマンド、オブジェクト、メソッド、およびプロパティについての情報を表示するには、コードコンプリーションを使用します。<Ctrl-Space キー>を押すと、スクリプトの現在のポイントで利用可能なすべてのオブジェクト、コマンド、およびプロシージャが表示されます。オブジェクトの名前の後ろにピリオドを入力すると、そのオブジェクトがサポートするすべてのプロパティとメソッドが表示されます。メソッドとプロパティをこのリストから選択してエディタで使用することができます。スクリプトの開始、テキストの検索、テキストの選択、または行へのコメント付けなどを行うにはショートカットを使用してください。
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VBSスクリプトを1ステップずつ実行してエラーを探すには、デバッガを使用します。デバッグモードでウォッチ領域を使用すれば、スクリプトの実行中に変数の内容を確認または編集できます。DIAdemに統合されたデバッガは、ユーザダイアログボックス、データプラグインのデバッグ、およびPythonスクリプトのデバッグをサポートしていません。このためには、外部デバッガが必要です。たとえば、VisualStudioデバッガを使用して、VBSスクリプト、ダイアログボックス、およびVBSデータプラグインをデバッグできます。また、たとえば、PythonスクリプトのデバッグにはVisual Studio Codeデバッガを使用できます。DIAdem SCRIPTのツールバーの外部デバッガを使用をクリックします。次に、内部デバッグが無効になり、外部デバッグが有効になります。Pythonスクリプトを起動し、外部デバッグを有効にしている場合、外部デバッガに接続するまでスクリプトは実行されません。
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ユーザダイアログボックスを定義するには、ダイアログエディタを使用してください。ユーザダイアログボックスでは、DIAdemスクリプトの実行中にエントリーを入力したりさまざまなオプションを選択したりできます。メッセージ表示といった標準ダイアログボックスとは異なり、ユーザ自身の要件に合致するユーザダイアログボックスを設計できます。ユーザダイアログボックスはSUDファイルに保存されます。DIAdemスクリプトでユーザダイアログボックスを呼び出すには、SUDDlgShowまたはSudDlgCreateコマンドを使用してください。ユーザダイアログボックスでデフォルト設定を行ったり戻り値を処理したりできるように、ユーザダイアログボックスをDIAdemに接続するには、DIAdem変数を使用してください。
- VBSファイルのスクリプトエディタでサポートされている構文のタイプを指定するには、ファイル→構文を変更メニューを使用します。DIAdemスクリプトとは対照的に、スクリプトエディタにはVBSデータプラグインスクリプトに対する制限があります。VBSデータプラグインスクリプトでは、ブレークポイントを設定したり、スクリプトを直接実行したり、スクリプトをデバッグしたりすることはできません。アイテムをData PortalからVBSデータプラグインスクリプトにドラッグしたり、データプラグインスクリプトでユーザダイアログボックスを使用したりすることはできません。