Device Testing with Digital Pattern Instruments コース概要

Device Testing with Digital Pattern Instruments コースにより、テストおよび検証を担当するエンジニアは、デジタルパターン計測器を使用して、半導体デバイスの特性評価および製造テストを行ことができるようになります。このコースでは、デジタルパターン計測器とDigital Pattern Editorを活用した、一般的なデバイステストの実行方法を重点的に学習します。ここでは、DUT通信、デジタルインタフェーステスト、および導通テストと漏れテストに着目します。このコースでは、キャリブレーションとデバッグから、テストエグゼクティブへのテスト拡張まで、完全なテストワークフローについて、受講者に説明します。

コース詳細:

Device Testing with Digital Pattern Instruments内容

レッスン概要トピック
第1パターンの作成とバースト
ピンマップ、レベルシート、タイミングシート、パターンファイルを構成し、デジタルパターンを検査対象デバイス (DUT) にバーストします。
  • PXIデジタルパターン計測器

  • デジタルパターン計測器の主な機能

  • デジタルパターンの作成とバースト

ピンマップの作成Digital Pattern Editorでピンマップを作成し、DUT接続サイトを定義します。
  • ピンマップの概要

  • ピンマップの作成と編集

仕様シートの作成DUTのデータシートからの値を仕様シートの変数に保存します。 
  • 仕様シート

  • 仕様シートの編集

ピンレベルシートの作成ピンレベルシートを作成し、供給電圧、終端、DUTの論理レベルを定義します。
  • デジタルデータの駆動と比較

  • 終端モード

  • ピンレベルシート

  • Digital Pattern Editorを使用したピンレベルの編集  

タイミングシートの作成タイミングシートを作成し、DUTとのインタフェースのタイミング特性を定義します。
  • タイミングシート

  • ドライブの形式

  • ドライブエッジ

  • ストローブの比較 

  • 時間設定の編集

パターンファイルの作成パターンファイルを作成し、DUTとの通信とテストを行います。
  • パターンワークフロー

  • 既存の作業ファイルの変換

  • ソースファイルのインポート

  • パターンの基礎 

  • パターンデータ

  • グリッド表示でのパターンの編集

  • パターン波形の表示

  • パターンのロードとバースト  

LabVIEWでのデジタルパターンのプログラミングNI-Digital Pattern APIを使用して、デジタルパターン計測器をプログラムで制御します。
  • NI-Digital Pattern APIの概要
  • NI-Digital Pattern APIを使用したピンマップの編集
  • NI-Digital Pattern APIを使用したピンレベルの編集
  • NI-Digital Pattern APIを使用した時間設定の編集
  • NI-Digital Pattern APIを使用したファイルのロード
DUTの操作モードのテストSPI (Serial Peripheral Interface) コマンドを使用してDUTを構成し、DUTの操作モードをテストします。
  • SPI通信を理解する
  • サンプルDUTを使用したSPI通信
レジスタリードバックテストの実行レジスタリードバックテストを実行して、DUTの通信機能を検証します。
  • レジスタリードバックテストの概要
  • レジスタリードバックテスト
DUTタイミングの検証外部テスト装置と接続して、DUTタイミングを検証します。
  • DUTタイミングの検証の概要
  • サンプルDUTのタイミングを検証する
導通テストと漏れテストの実行導通テストと漏れテストを実行して、DUTピン接続を検証します。
  • 導通テストと漏れテストの概要
  • PPMU (ピンパラメータ測定ユニット) の基本を理解する

 

 

フロー制御によるパターンの堅牢性の強化

 

 

 

 

フロー制御を確立するためのオペコードを使用して、パターンの堅牢性を強化します。

 

 

 

 

  • Digital Pattern Editorでのオペコードの概要
  • パターンで繰り返しとループのオペコードを使用する
  • ジャンプと呼び出しのオペコードを理解する
  • 条件付き動作の使用
  • シーケンサフラグとレジスタのオペコードを理解する

 

 

 

 

ソース波形の使用

 

 

 

 

シリアルとパラレルのソース波形を使用して、変数データを持つパターン構造を簡素化します。

 

 

 

 

  • ソース波形を理解する
  • シリアルソース波形の構成
  • パターンでシリアルソース波形を使用する 
  • ソースピンの状態の置き換えを理解する 
  • ソース波形のロードとアンロード 
  • パラレルソース波形の構成
  • パターンでパラレルソース波形を使用する 
  • ソース帯域幅に関する注意事項

 

 

 

 

キャプチャ波形の使用

 

 

 

 

キャプチャ波形を使用して、検証や後処理用に受信したデータを保存します。

 

 

 

 

  • キャプチャ波形を理解する
  • シリアルキャプチャ波形の構成
  • パラレルキャプチャ波形の構成
  • パターンでキャプチャ波形を使用する
  • キャプチャ波形のロードとアンロード
  • キャプチャ波形に関する注意事項 

 

 

 

 

履歴RAMレポートでのテスト結果の確認

 

 

 

 

履歴RAMレポートの結果を使用して、パターンや検査対象デバイス (DUT) をデバッグします。

 

 

 

 

  • 履歴RAMを理解する
  • NIデジタル履歴RAM APIの使用 
  • メモリと帯域幅に関する注意事項

 

 

 

 

デジタルスコープを使用して信号を表示する

 

 

 

 

デジタルスコープを使用し、デジタルパターン計測器 (PXIe-657x) のPINについて実際の電圧レベルを表示します。

 

 

 

 

  • デジタルスコープを理解する
  • デジタルスコープの構成と使用

 

 

 

 

Shmooプロットを使用したパラメータの関係の視覚化

 

 

 

 

 

 

 

Shmooプロットを使用して、パターンパラメータを反復処理し、その結果を表示します。

 

 

 

 

 

 

 

  • Shmooプロットを理解する
  • Shmooプロット実行モードを理解する

 

 

 

 

その他の計測器との同期

 

 

 

 

トリガの共有や、NI-TClkを使用した他の計測器とのタスクの調整といった同期方法を実装します。

 

 

 

 

  • トリガの生成
  • 開始トリガの構成 
  • 複数の計測器でNI-TClkを使用する 
  • 一致したまたは一致しなかった条件の検出
  • 同期方法の概要

 

 

 

 

配線とキャリブレーション

 

 

 

 

ケーブルスキューと電圧オフセットを補正し、デバイスのキャリブレーション要件を調べます。

 

 

 

 

  • 時間領域反射率測定の構成
  • DUTグランドセンスの接続
  • デジタルパターンデバイスのキャリブレーション

 

 

 

 

スキャンテスト用のオペコードの使用

 

 

 

 

スキャンオペコードを使用して、ベクトルを1つ以上のスキャンサイクルに分割します。

 

 

 

 

  • スキャンパターンを理解する
  • パターンでスキャンオペコードを使用する 

 

 

Device Testing with Digital Pattern Instruments受講今日から始めしょう