テストシーケンスの自動化
テストシーケンスの作成
エンジニアは、LabVIEWでテストを作成した後、TestStandを使用してテストシーケンスを作成します。製品が複雑化してデバイス数が増加しても、TestStandがあればその複数計測の統合、実行シーケンスの設定、並列テスト機能により、社内でのシーケンサ開発が不要になります。
シーケンス開発のための主な機能
シーケンスエディタ
ドラッグアンドドロップでテストステップの順番を変更し、実行ロジックを設定します。TestStandには、テストの実行を整理する対話式インタフェースがあります。
コードアダプタ
既存のIPを活用し、チームメンバーの作業を統合します。TestStandは、LabVIEW、Python、.NET、C/C++によるコードを実行してテスト装置やテスト対象デバイスを制御します。
並列実行
TestStandでスループットが向上します。スケジューリングとリソースに基づいて実行を最適化することで、すべてのデバイスでテストが同時に完了します。
NI TestStandとLabVIEWを使うことで、冗長な手動によるテストプロセスを高度に自動化したテストサイクルに変更し、回帰テストサイクルを数週間から数日程度に短縮することができました。また、信頼性、再現性、保全性を高めることができました。
Sambit Panigrahi
Texas Instruments
テストのシーケンス設定が必要ですか
複雑化と要件の複雑化に伴い、より効率的に計測や実装、結果を記録できるツールが求められるケースも少なくありません。TestStandは、検証と製造におけるエンジニアの開発と実装を加速するテスト管理ソフトウェアです。個々のテストステップと計測器制御用のLabVIEWコードを呼び出すことができます。