NI-488.2 - Windows用 バージョン 17.0 Readme

2017年5月


このファイルには、インストール手順、新機能、NI-488.2で修正された主なバグのリストなど、NI-488.2に関する重要な情報が記載されています。


このReadmeの主な内容は以下のとおりです。


サポートされているオペレーティングシステム

アプリケーションソフトウェアのサポート

サポートされているハードウェア

製品のセキュリティおよび重要な更新

ドライバのバージョン名の変更

既知の問題

改善点とバグ修正

ヘルプにアクセスする

NI製品のインストールを自動化する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

LabVIEW NXGのサポートおよび注意事項

法的情報


サポートされているオペレーティングシステム

NI-488.2は、次のオペレーティングシステムをサポートしています。


  • Windows 10/8.11/7 SP12
  • Windows Server 2012 R21
  • Windows Server 2008 R2 SP12

メモ Windows 32ビットオペレーティングシステムのサポートでは、物理アドレス拡張(PAE)を無効にする必要がある場合があります。これによりシステムが受ける影響および必要な対策については、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「PAESupportjp」と入力してください。


1 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoftの更新プログラムが必要です。これらの更新プログラムのインストール方法については、MicrosoftのKB2919442およびKB2919355を参照してください。


2 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoftの更新プログラムが必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、MicrosoftのKB3033929を参照してください。


Windows 8での互換性に関する既知の問題

NI-488.2は、 Windows 8で導入された高速スタートアップ機能との互換性の問題があることが確認されています。高速スタートアップが有効になっていると、GPIBハードウェアとNI-488.2ドライバソフトウェアが適切に機能できない場合があります。ハードウェアのインストールおよび削除時に発生する問題を回避するために、高速スタートアップを無効にすることが推奨されます。NI-488.2 - Windows用 バージョン 15.5では、デフォルトで高速スタートアップは無効になります。この問題についての詳細は、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「Win8FastStartup」と入力してください。


Windowsのアップグレードに関する既知のドライバの問題

NI-488.2がすでにインストールされているシステムでWindowsをアップグレードすると、DOSサポートを使用できなくなります。この問題を修正するには、インストールの修理を実行します。ドライバがGPIBハードウェアに接続できない場合は、インストールの修理を再度実行してください。


Win16とDOSのサポート

Win16およびDOSサポートは32ビットWindowsオペレーティングシステムで有効です。



アプリケーションソフトウェアのサポート

以下の表には、NI-488.2でサポートされているアプリケーションソフトウェア(サービスパックを含む)のバージョンがリストされています。NIアプリケーションソフトウェアを使用していない場合は、「Microsoft Visual Studioのサポート」を参照してください。


アプリケーションソフトウェア 製品でサポートされているバージョン
NI-VISA 17.01
LabVIEW 2014、2015、2016、2017
LabWindows™/CVI™ 2012、2013、2015、2017
Measurement Studio 2012, 2013, 2015
1 システムにインストールされているNI-VISA 5.1以前のバージョンはNI-488.2の使用時に問題が生じる可能性があります。NI-488.2デバイスを使用する前に、NI-VISA 5.1以降にアップグレードしてください。

メモ:  NI I/O Trace 17.0以降では、NI-488.2 17.0をサポートします。それ以前のバージョンのNI I/O Traceでは、NI-488.2 17.0以降はサポートされません。


Microsoft Visual Studioのサポート

以下の表には、NI-488.2でサポートされているプログラミング言語およびMicrosoft Visual Studioのバージョンがリストされています。


プログラミング言語 NI-488.2でサポートされているVisual Studioのバージョン
Visual Basic 6.0[1]
アンマネージドC/C++ 6.0[2][3]、2003[2]、2005、2008、2010、および2012
.NET Framework 4.0言語
(C#およびVisual Basic.NET)
2010
.NET Framework 4.5言語
(C#およびVisual Basic.NET)
2012
.NET Framework 4.5.1言語
(C#およびVisual Basic.NET)
2013
1 Visual Basic 6.0は64ビットGPIBアプリケーションをサポートしません。
2 Microsoft Visual C++ 6.0を使用したビルトインのデバッグモードのプログラムは現在のni4882オブジェクトファイルにリンクできません。この問題を解決する方法については、ni.com/kbにアクセスして「5DNDRI2F」を検索してください。
3 Microsoft Visual C/C++ 6.0および2003は、64ビットGPIBアプリケーションをサポートしません。

NI-488.2の初期バージョンとVisual Studioの互換性の詳細については、ni.com/jp/infoで「NETlegacydrivers」と入力してください。ドライバの初期バージョンを検索およびダウンロードするには、ni.com/downloadsを参照してください。


NI-488.2 3.1以前からのアップグレード時の注意点など、.NET Framework 2.0のNI-488.2サポートの詳細を参照するには、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「488mvs05」と入力してください。


NI-488.2 2.8以前からのアップグレード時の注意点など、.NET Framework 1.1またはVisual C++ MFC 2003のNI-488.2サポートの詳細を参照するには、ni.com/jp/infoでInfo Codeに「488mvs03」と入力してください。



サポートされているハードウェア

以下に、Windows上でNI-488.2がサポートするNIハードウェアを一覧します。


  • GPIB-ENET/1001
  • GPIB-ENET/1000
  • GPIB-USB-B1
  • GPIB-USB-HS
  • GPIB-USB-HS+
  • NI ExpressCard-GPIB
  • NI PCIe-GPIB
  • NI PCIe-GPIB+
  • NI PCI-GPIB
  • NI PCI-GPIB+
  • NI PCI-GPIB/LP
  • NI PCI-82121
  • NI PCI-8232
  • NI PMC-GPIB
  • NI PXI-GPIB
  • NI PXI-82121
  • NI PXI-8232

1 この製品は製造終了となりました。新規の構築には推奨されません。



製品のセキュリティおよび重要な更新

NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。



ドライバのバージョン名の変更

NI-488.2のバージョンは、主要なNIアプリケーションソフトウェア製品のバージョンと統一されることになりました。この統一により、ドライバのバージョン名から、ドライバがリリースされた年およびドライバが対応している最新ソフトウェアバージョンが分かるようになりました。ドライバのバージョン名は年を表す2桁の数値で、<製品名><バージョン年>のように表記されます。以前の命名規則によりリリースされた最後のバージョンはNI-488.2 3.1.2です。新しい命名規則によりリリースされた最初のバージョンはNI-488.2 14.0です。



既知の問題

ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。NI-488.2の既知の問題の最新リストは、NIのウェブサイトを参照してください。



バージョン 17.0の改善点とバグ修正

Windows 10におけるHLK署名のサポートが追加されました。


Borland Cのサポートが終了しました。



バージョン 16.0の改善点とバグ修正


NI-488.2 16.0で解決された問題

582112: GPIB-USB-HS+インタフェースをシステムに接続するとコンピュータがクラッシュすることが稀にありました。


569142: インストーラで、NI I/O TraceがNI-488.2に必要であると通知されます。



バージョン 15.5の改善点とバグ修正


NI-488.2 15.5で解決された問題

433395: GPIBイーサネットベースハードウェアからibwaitおよびibstopの余分な遅延が取り除かれました。


538997: マルチスレッドまたはマルチプロセスのアプリケーションでNI4882 APIを呼び出すと、開いているデバイスハンドルへのAPI呼び出しが保護されていないため、予期しないエラーが発生します。


542306: 非同期IOがENETインタフェースに待機している状態でアプリケーションを終了すると、アプリケーションがクラッシュします。


557236: サイズの大きなキャプチャをテキストファイルにエクスポートするとGPIBアナライザがクラッシュします。



バージョン 15.0の改善点とバグ修正


NI-MAXの改善点

Measurement & Automation Explorer(MAX)における構成機能が、他のNI製品とより一貫した形式になりました。以下が主な変更点です。


  • GPIBプロパティがGPIBインタフェースの設定ページに移動しました。
  • 管理者としてMAXを実行しなくてもGPIB設定を変更できるようになりました。
  • MAX内から、すべてのGPIBインタフェースに対してリセットおよびセルフテスト機能を利用できるようになりました。
  • NI-488.2 DOSサポートをMAXから構成できなくなりました。DOSサポートは、互換性のあるすべてのシステムでデフォルトで有効になっています。NI-488.2 DOSサポートを手動で無効にする方法については、NI-488.2のドキュメントを参照してください。
  • スキャンされた計測器が表示されていたプロパティページの下の部分が削除されました。検索された計測器は、「デバイスとインタフェース」ツリーのGPIBインタフェースの下のみに表示されます。
  • GPIB-ENET/100およびGPIB-ENET/1000インタフェースについての追加情報(IPアドレスおよびシリアル番号など)が表示されるようになりました。
  • スタートアップ時および「デバイスとインタフェース」ツリーを展開する際のMAXのパフォーマンスが改善されました。
  • 接続できないGPIB-ENET/100およびGPIB-ENET/1000インタフェースは利用不可能とマークさます。オフライン中は、一部の機能が無効になります。(386556)
  • Windowsの表示言語を変更しても、MAXに表示されるGPIBラベルに影響を与えないようになりました。(428596)
  • ローカルアドレスで構成されたGPIB-ENET/1000インタフェースのネットワーク情報がMAXに表示されるようになりました。(409559)

ウェブ構成

NI Web ConfigurationインタフェースからGPIBインタフェースを完全に構成できるようになりました。セルフテストも追加されました。



トラブルシューティングユーティリティの削除

NI-488.2トラブルシューティングユーティリティが削除されました。GPIBインタフェースは、Measurement & Automation Explorerのセルフテスト機能を使用してテストするか、システム構成APIを使ってプログラム的にテストできます。



USBトランザクションエラー発生時の動作の改善

506688: NI-488.2ドライバが特定のタイプのUSBエラーから回復できません。このようなエラーは、GPIB操作の進行中に他のUSBデバイスを追加または削除した場合に、一部のシステムにおいて発生します。INI-488.2の以前のバージョンでは、これが発生すると、USB-GPIBインタフェースを使用したプロセスにおいてハングが発生することがありました。また、システムシャットダウン時にハングまたはブルースクリーンエラーが発生する場合もありました。この状況では、検出不可能なUSBエラーが発生した場合のEDVRエラーが発生するようになりました。操作を回復するには、USBとGPIBインタフェースの接続を一度取り除いた後で再接続し、GPIBハンドルを一度閉じた後で再度開く必要があります。



NI-488.2 15.0で解決された問題

518983: NI-488.2 14.0で発生した問題により、以下の条件下において、GPIB-USB-BまたはGPIB-USB-HS I/Oバス通信はGPIBインタフェースへのハンドルを閉じるまでハングします。


  • 使用されているインタフェースがCIC(Controller-In-Charge: コントローラインチャージ)でない
  • 読み取りまたは書き込みが進行中
  • DCASビットを含むibwaitが進行中
  • I/O転送中にデバイスクリアを取得した

507376: NI-488.2 14.0がインストールされているシステムにNIソフトウェアをインストールすると、インストーラがハングすることがあります。


478063: 仮想マシンの再起動時にGPIB-USB-HS+が応答しなくなることがあります。


121091: ボードレベルibwaitの進行中にibonlを呼び出すと、アプリケーションがクラッシュすることがあります。


121181: 別のスレッド上でibonl呼び出しが待機中の時にボードハンドルを使用しようとすると、デッドロックが発生することがあります。


476357: GPIBイーサネットウィザードは、接続不可能なGPIB-ENET/1000をホスト名と共に追加することがあります。


476487: GPIBイーサネットウィザードのアイコンがWindowsのタスクバーに表示されません。



バージョン 14.0の改善点とバグ修正


新規のハードウェアサポート

このリリースでは、GPIB-USB-HS+ GPIBコントローラおよびアナライザのサポートが追加されました。これに伴い、NI GPIBアナライザユーティリティも新しいアナライザハードウェアと併用できるように変更が加えられました。NI GPIBアナライザユーティリティでは、複数のGPIB-USB-HS+アナライザ、および1つの非USB GPIBアナライザの同時使用が可能になりました。



Windows Serverサポート

このリリースではWindows Server 2012 R2のサポートが追加されました。サポートされているハードウェアの一覧については、サポートされているハードウェアのセクションを参照してください。



API整数タイプの変更

NI4882 API (ni4882.h) で使用される整数タイプが変更されました。unsigned longは、すべてunsigned intに置き換わりました。これらのタイプは機能的に同じで、すべての対応コンパイラを搭載しています。この変更により、64ビットGPIBアプリケーションの別のプラットフォームへの移植性が改善されました。ibnotifyのユーザは、コールバック関数の関数プロトタイプを更新する必要があります。その他の場合、ほとんどのアプリケーションは正常にコンパイルします。この変更は、前バーションのNI-488.2に対して構築されたアプリケーションとバイナリ互換があるため、GPIB-32 API (ni488.h) のユーザには影響しません。



ラインタイムインストーラ

NI-488.2 - Windows用は、より小さいランタイム形式で入手できるようになりました。NI-488.2ランタイムは、NI-488.2のフルディストリビューションに含まれる複数のユーティリティおよび対応ソフトウェアを含まない最小限のインストールです。LabVIEWまたは別のNI開発環境でインストーラを構築する場合、このより小さいNI-488.2サブセットをディストリビューションに含むオプションが追加されました。



NI-488.2 14.0で解決された問題

319093: IbcSendLLOボード構成を設定した後で、存在しないデバイスをオンラインにしようとすると、EBUSではなくENOLエラーが発生していました。この問題は、すべてのUSBベースのGPIBインタフェースに影響します。この問題は修正されました。


122997: ibwrtaまたはibrda呼び出しでEDVRエラーが返されると、EOIPのステータスビットは間違った設定のままになっていました。


171688: 通知状況にCMPLではなくENDが含まれると、ibnotifyコールバックがENDによってトリガされない場合がありました。


205182: 非同期転送は、正常に転送が完了した場合でも、EABOをレポートする場合がありました。


372832: 非同期転送が完了した後、通知マスクにENDのみが含まれている場合、ibnotifyからのコールバックは呼び出されない場合がありました。


374822: ibnotifyが待機している間にibonlを呼び出すと、状況によってはプロセスがクラッシュする場合がありました。


380705: ibrdaを起動した後すぐに中止すると、PCIベースGPIBインタフェースでデータの受信が可能になっていました。これはPCIベースGPIBインタフェースがリスナとしてアドレス指定されている場合で、読み取りが進行中でないときに発生します。このデータは失われ、復元することはできません。


404267: 場合によって、GPIB-ENET/1000で非同期転送を実行している際に、ハングする場合がありました。これには、NI-488.2ドライバとGPIB-ENET/1000ファームウェアの両方における修正が含まれます。GPIB-ENET/1000のユーザは、GPIB-ENET/1000ファームウェアのバージョンを1.1.0にアップデートするとこの修正が完全に反映されます。


405414: 場合によって、DCASビットがレポートされた後に正しく消去されない場合がありました。これによってDCASビットはその後に続く呼び出しでレポートされていました。


418661: 場合によって、ibnotifyコールバック関数が非同期転送の完了によってトリガされる場合、ibnotifyおよびibcntl変数が不正な場合がありました。


425931: 非同期操作の進行中にibstopを呼び出すと、予想に反してEABOエラーがレポートされない場合がありました。


464114: GPIB-USB-Bコントローラを使用する場合、ibstop呼び出しのすぐ後に続く呼び出しが、不正に中止される場合がありました。


463966: Windows 7でUSB 3.0ポートを介してGPIB-USB-HSハードウェアに大量の書き込みを行うと、パフォーマンスが顕著に低下していました。


332479: GPIB-USB-BおよびGPIB-USB-HSコントローラでは、デバイス挿入後の最初のI/O操作が途中で終わる場合がありました。


240000: GPIB-USB-BおよびGPIB-USB-HSコントローラで、ibwaitおよびibnotifyがCIC、LACS、TACSビットを検知できない場合がありました。


191044: GPIBアナライザがキャプチャを保存するときに、自動的に正しいファイル拡張子を追加しない場合がありました。


87073: GPIBアナライザは、データのキャプチャ中にアプリケーションと閉じると、保存するようメッセージを発行しない場合がありました。



ヘルプにアクセスする

WindowsメニューバーからNational Instruments→NI-488.2→GPIBヘルプと選択して『NI-488.2ヘルプ』を参照してください。



NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。ただし、2012年8月リリース(NIインストーラのバージョン 3.1以降を使用した製品)以降は、NIソフトウェアのサイレントインストール時またはその前に追加ステップを実行する必要がある場合があります。


インストールしようとしているNI製品にMicrosoft .NET 4.0が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行されるため、NIソフトウェアのインストールが開始する前にマシンの再起動が必要になることがあります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.0をインストールしてください。


NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。



NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10と使用する

Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。



NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1と使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer(NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。Windows 8.1におけるNIのサポートについては、ni.com/windows8/jaを参照してください。



LabVIEW NXGのサポートおよび注意事項

以下のセクションでは、NI-488.2をLabVIEW NXGで使用する場合の注意事項について説明します。


LabVIEW NXGのオペレーティングシステムおよびシステム要件

LabVIEW NXGのソフトウェアサポートは、以下の点で異なります。


  • システム要件―64ビット(x64)プロセッサのみをサポートします。
  • オペレーティングシステム―64ビットのオペレーティングシステムのみをサポートします。詳細については、サポートされているオペレーティングシステムセクションを参照してください。

LabVIEW NXGのハードウェアサポート

サポートはLabVIEW NXGに搭載されている以下のデバイスで異なります。


  • GPIB-ENET/1000はサポートされますが、NI MAXで構成する必要があり、測定パネルから使用することはできません。
  • GPIB-ENET/100、GPIB-USB-B、NI PCI-8212、NI PXI-8212はサポートされていません。

NI-488.2 - LabVIEW NXG用をインストールする

LabVIEW NXGのインストールは、Package Managerを使用して行います。NI-488.2 - LabVIEW NXG用をインストールするには、次の手順を実行します。


  1. LabVIEW NXGのダウンロードページを開くには、ni.com/jp/infoでnfo Codeに「NXGDownload」と入力してください。
  2. Download LabVIEW NXG 1.0をクリックします。
  3. NI パッケージマネージャはインストールを行い、自動的にダウンロードウィンドウが開きます。
  4. LabVIEW NXG Suiteを選択し、緑のインストールボタンをクリックします。
  5. LabVIEW NXG 1.0NI-488.2を選択します。
  6. インストールの指示に従ってLabVIEW NXG 1.0とNI-488.2をダウンロードします。

LabVIEW NXGヘルプ

<Ctrl-H>を押してマウスカーソルをオブジェクトの上に置くと、LabVIEWのコンテキストヘルプが表示されます。


LabVIEWウィンドウの右上隅にある検索バーを使用して項目を検索します。検索結果のコンテキストヘルプを参照することもできます。


その他のドキュメントは、ni.com/manualsで参照できます。


LabVIEW NXGサンプル

LabVIEWを起動して学習タブをクリックします。


LabVIEWのレッスンはレッスンタブにあり、LabVIEWのサンプルはサンプルタブにあります。レッスンとサンプルの手順に従ってください。



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エンドユーザ使用許諾契約(EULA)及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

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