LabVIEW 2019 Service Pack 1 - Windows用Readme

2019年9月


このファイルには、システム要件、インストール手順、既知の問題、およびLabVIEW 2019 Service Pack 1 (SP1) で修正された主なバグのリストなど、Windows用LabVIEW 2019 SP1に関する重要な情報が記載されています。


LabVIEWについての最新情報は、NIのWebサイトを参照してください。


モジュールやツールキットなど、LabVIEWのアドオンについてのReadmeファイルは、labview¥readmeディレクトリを参照してください。


システム要件


インストール手順


パッチの詳細


製品のセキュリティおよび重要な更新


LabVIEW 2019 SP1 (64ビット)


既知の問題


バグの修正


ヘルプにアクセスする


サンプルを検索する


NI製品のインストールを自動化する


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する


LabVIEWは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了


法的情報



システム要件

LabVIEW 2019 SP1には以下の要件があります。


Windows ランタイムエンジン 開発環境
プロセッサ1 Pentium 4M/Celeron 866 MHz (または同等) 以上 (32ビット)
Pentium 4 G1 (または同等) 以上 (64ビット)
Pentium 4M (または同等) 以上 (32ビット)
Pentium 4 G1 (または同等) 以上 (64ビット)
RAM 256 MB 1 GB
画面解像度 1024 x 768ピクセル 1024 x 768ピクセル
オペレーティングシステム Windows 10 (バージョン1903)/8.1 アップデート 12/7 SP13
Windows Server 2012 R22
Windows Server 2008 R2 SP13
Windows 10 (バージョン1903)/8.1 アップデート 12/7 SP13
Windows Server 2012 R22
Windows Server 2008 R2 SP13
ディスク容量 620 MB 5 GB (デフォルトドライバを含む)
カラーパレット なし LabVIEWおよび『LabVIEWヘルプ』には、16ビットカラーのグラフィックが含まれています。LabVIEWでは、16ビットカラー以上のカラーパレットの設定が必要です。
一時ファイルディレクトリ 該当なし LabVIEWは一時ファイルを保存するためにディレクトリを使用します。この一時ディレクトリ用に数メガバイトのディスク空き容量を確保することが推奨されます。
Adobe Reader 該当なし すべてのLabVIEWマニュアルのPDF版を検索するには、Adobe Reader 7.0以降がインストール済みである必要があります。
1 LabVIEWおよびLabVIEWランタイムエンジンには、SSE2命令を実行可能なPentium 4M/G1世代以降のプロセッサが必要です。

2 NIソフトウェアは、VC2015ランタイムおよび.NET 4.6.2をインストールします。Windows 8.1およびWindows Server 2012 R2でこれらをサポートするには、Microsoft更新が必要です。これらの更新のインストール方法については、MicrosoftのKB2919442およびKB2919355を参照してください。

3 NIソフトウェアは、SHA-256証明書により署名されています。Windows 7 SP1、Windows Embedded Standard 7 SP1、およびWindows Server 2008 R2 SP1でSHA-256をサポートするには、Microsoft更新が必要です。このセキュリティ更新のインストール方法については、Microsoft KB3033929を参照してください。

メモ
  • ユーザはWindowsのゲストアカウントを使用してLabVIEWにアクセスできません。
  • 2016で、LabVIEWによるWindows Vista、Windows XP、Windows Server 2003、およびサービスパックなしのWindows 7のサポートは終了しました。LabVIEW 2019 SP1は、サポートされていないOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。サポートされていないOSに、LabVIEW 2019 SP1が使用されているアプリケーションをデプロイまたは配布することはできません。また、LabVIEW 2019 SP1がインストールされているコンピュータで作成されたインストーラは、サポート対象外のOS上で実行されている、いかなるバージョンのLabVIEW、LabWindows™/CVI™、NI TestStand™、またはMeasurement Studio™とも一緒に使用することはできません。2016年に変更されたOSサポートの詳細については、「Why Does My NI ADE Installer Fail on Windows XP/Vista and Windows Server 2003?」を参照してください。
  • Windows 32ビットオペレーティングシステムのサポートでは、物理アドレス拡張 (PAE) を無効にする必要がある場合があります。これによりシステムが受ける影響および必要な対策については、ni.com/infoでInfo Codeに「PAESupport」と入力してください。
  • 今後のOSサポートについては、「LabVIEWは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了」を参照してください。

インストール手順

NIでは、NI パッケージマネージャを使用してソフトウェアをインストールします。NI ソフトウェアがインストールされていない場合は、NI ソフトウェアをインストールするために、LabVIEWによりNI パッケージマネージャがインストールされます。NI パッケージマネージャをダウンロードするには、ni.com/infoで、Info Codeに「NIPMDownload」と入力します。NI パッケージマネージャを使用してNIソフトウェアをインストール、削除、およびアップグレードする方法については、『NI パッケージマネージャマニュアル』を参照してください。


メモ

  • Windows Updateが有効になっている場合、Windows UpdateがMicrosoft Visual C++ 2015 ランタイムのインストールと競合して、インストールプロセスが停止することがあります。この問題の詳細と解決法については、ni.com/r/exjq43を参照してください。
  • この製品をNIソフトウェアスイートまたはNI製品バンドルの一部として購入した場合は、同梱されているインストールメディアからこの製品をインストールできます。
  • プロンプトが表示されたら、シリアル番号を入力してLabVIEWをアクティブ化します。シリアル番号は、ni.com/myproductsで確認できます。ライセンスをボリュームライセンスサーバで管理している場合は、Eメールでボリュームライセンスファイルが送付されます。

LabVIEWプラットフォームメディアを使用してソフトウェアをインストールする場合は、LabVIEWプラットフォームメディアを挿入し、画面に表示される手順に従ってLabVIEW、モジュール、ツールキット、およびドライバをインストールします。ポップアップが表示されたら、NIユーザアカウントにログインし、NI製品をアクティブ化します。ライセンスをボリュームライセンスサーバで管理している場合は、Eメールでボリュームライセンスファイルが送付されます。


LabVIEWの旧バージョンからアップグレードしようとしていますか?

LabVIEWの新しいバージョンをインストールする前に、既存のVIおよびプロジェクトを維持する方法、アップグレードと互換性に関する問題、LabVIEW 2019の新機能の全一覧が記載された『LabVIEWアップグレードノート』をお読みください。


パッチの詳細

LabVIEW 2019 SP1で修正された問題は、LabVIEW 2019 SP1パッチの詳細ページで参照することができます。


製品のセキュリティおよび重要な更新

NI製品のセキュリティに関する通知を表示または受信登録するには、ni.com/securityを参照してください。NIからの重要な更新の情報については、ni.com/critical-updatesを参照してください。


LabVIEW 2019 SP1 (64ビット)

LabVIEW 2019 SP1 (32ビット) およびLabVIEW 2019 SP1 (64ビット) でサポートされているモジュールおよびツールキットをインストールするには、LabVIEWプラットフォームメディアを使用します。Windows (64ビット版) でLabVIEW (64ビット版) を実行すると、32ビットのオペレーティングシステムまたは32ビットのアプリケーションよりも大きな容量のメモリを使用できます。LabVIEW (64ビット) は英語でのみご利用いただけます。


サポートされているハードウェア

LabVIEW 2019 SP1 (64ビット) と互換性のあるドライバの情報については、NIのWebサイトを参照してください。GPIBデバイスでは、Windows用NI-488.2 2.6以降を使用する必要があります。LabVIEW (64ビット) との互換性については、各ハードウェアのドキュメントを参照してください。


サポートされているモジュールおよびツールキット

LabVIEW 2019 SP1 (64ビット) は、いくつかのモジュールおよびツールキットをサポートしています。以下の表は、LabVIEW (32ビット) とLabVIEW (64ビット) でサポートされているモジュールとツールキットを比較したものです。


製品 LabVIEW 2019 SP1 (32ビット) LabVIEW 2019 SP1 (64ビット)
Advanced Signal Processingツールキット
Control Design and Simulationモジュール
1
Database Connectivityツールキット
Datalogging and Supervisory Controlモジュール
Desktop Execution Trace - Window用ツールキット
Digital Filter Designツールキット
FPGAモジュール
MathScriptモジュール
2
Real-Timeモジュール
Report Generationツールキット - Microsoft Office用
Roboticsモジュール
Sound and Vibrationツールキット
Unit Test Frameworkツールキット
VI Analyzerツールキット
Vision Developmentモジュール
1 Control Design and Simulationモジュール (64ビット) は、System Identification Assistant、Control Design Assistant、およびリアルタイムターゲットをサポートしていません。

2 MathScriptモジュール (64ビット) は、MathScriptモジュール関数のライブラリクラスをサポートしていません。

32ビットおよび64ビットによるサポート、システム要件、インストール手順、およびアクティブ化の詳細については、各製品のReadmeを参照してください。上の表に記載されていない製品の情報については、それらの製品のユーザドキュメントを参照してください。


既知の問題

ソフトウェアとドキュメントの既知の問題のリストはオンラインで参照できます。LabVIEW 2019およびLabVIEW 2019 SP1の既知の問題の最新リストについては、ni.com/infoでInfo Codeに「lv2019ki」と入力してください。


バグの修正

以下は、LabVIEW 2019 SP1で修正された一部の問題のIDとタイトルです。このリストは、LabVIEWの現行バージョンで修正された問題をすべて網羅しているわけではありません。バグIDがわかっている場合は、この一覧で修正状況を確認することができます。


ID 修正された問題
742093 Maps containing classes cause LabVIEW to crash while probing.
741834 The Compare VI Hierarchies will delete folder named C:\\temp when saving a Microsoft Word report.
741225 LabVIEW crashes when trying to autoindex a Map.
740616 LabVIEW hangs when double-clicking a recursive dynamic dispatch VI in the Choose Implementation diagram preview.
739464 Prompt User for Input Express VI only shows the message to display option.
739174 Error Case structures only designed to handle Error 1 incorrectly handle all errors in error case.
738672 Change To Array and Change To Scalar do not work for elements inside a set or map constant.
738587 Source distribution that would previously fail because of missing commented-out dependencies will now succeed with warnings.
736445 The select function always gives outputs false if nothing is in a While Loop.
735521 Implicit Value (Signaling) Property node does not change type definitions correctly.
733737 CPU Load raises 20% when a front panel with custom style element is shown.
727397 Replacing nodes with Malleable VIs connects wires to unused terminals.
726223 Build Errors when building Malleable VIs into an EXE.
723686 Disabled structures within VIMs are not included in PPL builds, as expected, but the files within these structures are referenced in debugging mode.
686080 Replacing ActorFramework.lvlib with a packed project library causes LabVIEW crash.
678300 Shared/preallocated subVI clones can become locked when called from another VI at the same time.
603576 Channels carrying typedefs/classes create crosslinks when users duplicate projects.
245148 Class Properties dialog sometimes throws timeout error 123 when opening and must be restarted.

ヘルプにアクセスする

LabVIEW 2019 SP1の詳細については、LabVIEWでヘルプ→LabVIEWヘルプを選択してアクセスできる『LabVIEWヘルプ』を参照してください。


サンプルを検索する

LabVIEWからヘルプ→サンプルを検索を選択して、NI サンプルファインダを起動します。サンプルVIを編集してアプリケーションで使用したり、1つまたは複数のサンプルVIのコードをコピーしてVIに貼り付けて使用したりできます。


NI製品のインストールを自動化する

コマンドライン引数を使用してインストーラのユーザインタフェースおよびダイアログボックスの一部またはすべてを非表示にすることにより、ほとんどのNI製品のインストールを自動化できます。


インストールしようとしているNI製品でMicrosoft .NET 4.6.2が使用されている場合は、NIソフトウェアがインストールされる前に.NETインストーラが実行され、NIソフトウェアのインストールが開始する前にマシンの再起動が必要になることがあります。.NETによる再起動を回避するには、NIソフトウェアをインストールする前に別途.NET 4.6.2をインストールしてください。


NI製品のインストールの自動化の詳細については、以下の技術サポートデータベース記事を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 10で使用する

Windowsオペレーティングシステムの最新バージョンであるMicrosoft Windows 10では、以前のバージョンと比べて機能が大幅に変更されています。Windows 10には、新機能が追加されているほか、Windows 7とWindows 8からの機能も統合されています。NIのWindows 10サポートについては、ni.com/windows10を参照してください。


NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1で使用する

NIソフトウェアをMicrosoft Windows 8.1にインストールすると、LabVIEW、Measurement & Automation Explorer (NI MAX)、およびNI 起動ツールなどのNIアプリケーションソフトウェア製品へのショートカットを含む新しいタイルがアプリ画面に表示されます。NIのWindows 8.1サポートについては、ni.com/windows8を参照してください。


LabVIEWは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了

LabVIEWは、2021年にWindows 7 (32および64ビット)、Windows Server 2008 R2、およびすべての32ビットWindowsオペレーティングシステムのサポートを終了します。この製品の2021年5月1日以降に出荷されるバージョンは、これらのOSにインストールしたり、その上で実行したりすることはできません。NIオペレーティングシステムのサポートの詳細については、ni.com/r/win32bitsupportを参照してください。


NIアプリケーションソフトウェアの製品ライフサイクルの詳細については、ni.com/infoで以下のInfo Codeを入力してください。


製品 Info Code
LabVIEWlifecycle
LabWindows/CVIcvi_lifecycle
Measurement Studiomstudiolifecycle
TestStandtslcp
DIAdemddlcp
VeriStandnivslifecycle

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エンドユーザ使用許諾契約及び他社製品の法的注意事項


エンドユーザ使用許諾契約 (EULA) 及び他社製品の法的注意事項はインストール後の以下の場所にあります。


  • 注意事項は、<National Instruments>¥_Legal Information及び<National Instruments>ディレクトリにあります。
  • EULAは、<National Instruments>¥Shared¥MDF¥Legal¥licenseディレクトリにあります。
  • NI製品で作成したインストーラに法律情報を組み込む方法については、<National Instruments>¥_Legal Information.txtを確認してください。

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