cRIOや他のReal-Timeコントローラでセーフモード起動を無効にする方法はありますか?



使用ソフトウェア: LabVIEW Modules>>LabVIEW Real-Time Module
使用ソフトウェア・バージョン: 7.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
コントローラがスタンドアローン(独立して)動作する必要があるアプリケーションを構築しています。2回以上コントローラがクラッシュしたときにセーフモードで再起動することを抑える必要があります。設定を変更することでセーフモード起動することを防ぐことはできますか?


解決策:
通常、Real-Time コントローラが2回以上クラッシュし、クラッシュの間に再起動や電源のオンオフが行われなかった場合、コントローラは自動的にセーフモードで再起動します。

LabVIEW Real-Time モジュール 7.0 以降では、ni-rt.ini 構成ファイルに変更を加えることでセーフモードで再起動することを無効にすることが可能です。このファイルの位置は、Real-Time ターゲットのオペレーティングシステムにより異なります。VxWorks ならびに Phar Lap ETS ではルートディレクトリにあります。NI Linux Real-Time OS では、/etc/natinst/share にあります。お使いの Real-Time コントローラにどのOSが搭載されているかは、技術サポートデータベース 4LRA4IQ0: Real-Time コントローラのオペレーティングシステム (OS) を参照してください。

Real-Time コントローラの ni-rt.ini ファイルに下記を追加してください。

[StartUp]
YouOnlyLiveTwice = FALSE


関連リンク:
技術サポートデータベース 3UJACBE9: MAXを使用するホストとReal-Timeターゲット間のFTP転送
技術サポートデータベース 42AH5HE9: What LabVIEW Real-Time Related Settings Can be Changed Using INI Tokens?
技術サポートデータベース 47IC8SCW: セーフモードまたは未設定で起動したReal-Timeターゲットが、MAX 4.2で表示されません

添付:





報告日時: 04/03/2003
最終更新日: 04/03/2017
ドキュメントID: 2W2BPA6W