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LabVIEW VIの代わりにLabVIEWで作成したDLLを使用した場合、TestStandのパフォーマンスが向上しますか?



使用ソフトウェア: TestStand
使用ソフトウェア・バージョン: 2.0.6
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題:
ActiveXを使用してLabVIEW VIをTestStandからコールした場合は、直接DLLコールをした場合より、呼び出しに時間がかかりますか?

解決策:
はい、LabVIEW VIをDLLにした場合パフォーマンスが向上します。LabVIEW VIのコールがあまり頻繁に行われない場合は、あまりパフォーマンスに違いは見られませんが、ループの中で頻繁にVIをコールする場合はパフォーマンスに3倍ほど違いが生じます。これは、メモリの管理方法が変わるためです。

DLLを作成し、TestStandから読み込むには、以下の手順を行う必要があります。

  1. LabVIEW:VIのコネクタ編集パネルでTestStandへ渡したいパラメータを設定します。

    ノート:VI中にActiveXを使用してパラメータを書き換えるコードがある場合、パフォーマンスが下がります。

  2. DLLを作成します(LabVIEWプロフェッショナル開発システムが必要です)

  3. TestStandの中でVIをコールするスッテプを探し、DLLフレキシブルプロトタイプアダプタに置き換えます。以下のリンクにはサンプルプログラムがあります。


LabVIEW VIを使用したTestStandアプリケーションを構築する場合、LabVIEWのActiveXバージョン違いによって、バージョン管理が複雑になりますが、DLLフレキシブルプロトタイプアダプタへプログラムを置き換えることで、煩雑なバージョン管理を行う必要がなくなり開発者の負担が減ります。配布先のPCへ同一のLabVIEWランタイムをインストールする必要がありますが、ActiveXランタイムサーバを追加する必要が無くなります。

関連リンク:
DeveloperExchange DLLフレキシブルプロトタイプアダプタへの置き換え(TestStand2.x)(英語)

添付:





報告日時: 05/01/2003
最終更新日: 12/20/2007
ドキュメントID: 25EDNQM6