LabVIEWのGPIB関数における同期と非同期モードの違い



使用ソフトウェア: LabVIEW Development Systems>>LabVIEW Full Development System
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
LabVIEWでGPIB関数を右クリックすると同期I/Oモードの選択がありますが、同期モードと非同期モードの違いは何ですか?


解決策:
非同期モードのGPIB関数による呼び出しは、GPIBの対話が完了するまで待機する間、プロセッサが他の操作を実行することを許可します。同期モードのGPIB関数による呼び出しは、操作が完了するまで待機して、ソフトウェアスレッドを他の操作の実行を防ぎます。

LabVIEWにおいて同期と非同期の呼び出しをおこなう方法は、全く同じです。シングルループのアプリケーションで1台の計測器と通信をおこなっている場合、それらの呼び出しにおけるパフォーマンスの違いは恐らく気付かないでしょう。複数の計測器と同時に通信して大容量のデータを転送している場合や並列ループのプログラムである場合は、非同期モードを使用することでパフォーマンスが向上します。


関連リンク:
技術サポートデータベース 2RJF6S7N: LabVIEWで非同期または同期のGPIB読み取りおよび書き込みをする

添付:





報告日時: 08/01/1996
最終更新日: 04/27/2016
ドキュメントID: 0O0DJ61X