ユーザマニュアルで説明しているNI 5102のTTL電圧機能はどのように使用するのでしょうか?



ハードウェア: Modular Instruments>>High-Speed Digitizers (Scopes)

問題: ユーザマニュアルで説明しているNI 5102のTTL電圧機能はどのように使用するのでしょうか?

解決策:

現在のところ、これはNI-SCOPE対応ボードの機能ではありません。NI-DAQを直接呼び出す場合(Visual C、Visual Basicなど)でも対応していません。唯一の方法として、LabVIEWおよびComponent Worksを利用することで下記の手順よりこの機能を利用することができます。

LabVIEW:
1. データ集録パレットの下のキャリブレーションと構成メニューにあるRoute Signal.viを使用します。
2. 使用しているNI 5102のデバイス名をタスクIDに設定します。
3. PFI1もしくはPFI2で利用したいラインを信号名に設定します。
4. PFIラインからTTL HighもしくはLowのいずれかで利用したいほうを信号リソースに設定します。

Component Works:
1. フロントパネルに CWDAQTOOLSボタンを配置します。
2. 下記のパラメータでRouteIOSignalメソッドを使用します。
signal = cwrsnPFI1 もしくは cwrsnPFI2 (PFIで利用したいラインを選択)
source = cwrssHigh もしくは cwrssLow (TTL High もしくは Lowで使用したいほうを選択)

これら2つの方法を使用したサンプルはこの技術データベースに添付されており、方法を参照することができます。



関連リンク:

添付:


NI 5102 Toggle PFI line (high-low).viPFI line toggle w_NI 5102.vbpPFI line toggle w_NI 5102.frm


報告日時: 08/16/2001
最終更新日: 07/31/2008
ドキュメントID: 2CFDLG7C