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複数のLabVIEWのバージョンにレポート生成ツールキットをインストールする方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: Microsoft Office用レポート生成ツールキット バージョン1.xをLabVIEW6.xにインストールしています。LabVIEW7.xを新しく購入して同じコンピュータにインストールしたのですが、Microsoft Office用レポート生成ツールキットは一つのLabVIEWにしかインストールすることができません。どのようにすれば、両方のLabVIEWにインストールすることができますか?

解決策: ツールキットをインストールしますと、一つのバージョンのLabVIEWにしかインストールする事ができません。一つのコンピュータには一つのバージョンのLabVIEWだけをインストールすることをお勧め致します。一つ以上のLabVIEWのバージョンをインストールしている場合は不具合の原因などになる可能性がありますので、ご理解の上インストールをお願い致します。異なるLabVIEWのバージョンにツールキットをインストールするには、手動でフォルダをコピーする必要があります。二つのバージョンのLabVIEW(XとY)にインストールする場合は、古いバージョン(X)のLabVIEWにツールキットをインストールして、新しいバージョン(Y)のLabVIEWに下記の手順を行なってファイルをコピーして下さい。

  1. LabVIEW X\vi.lib\utility\からNIReports.llbをLabVIEW Yフォルダの同じ場所へコピーします。ライブラリのバックアップを取るため、LabVIEW Y<\vi.lib\utility\ の中にあるNIReports.llbという名前をNIReport.bkpという名前に変更してください。

  2. LabVIEW X\vi.lib\printing\からReportDocExtensions.llbをLabVIEW Yフォルダの同じ場所へコピーします。ライブラリのバックアップを取るため、LabVIEW Y\vi.lib\utility\ の中にあるReportDocExtensions.llbという名前をReportDocExtensions.bkpという名前に変更してください。

  3. LabVIEW X\vi.lib\addons\の中にある_officeというフォルダをLabVIEW Yフォルダ内の同じパスにコピーしてください。

  4. LabVIEW X\menus\default内のワードやエクセルのメニューファイルをLabVIEW Yフォルダ内の同じパスにコピーします。以下がコピーするファイルのリストです:

    • word.mnu
    • wordgen.mnu
    • wordadv.mnu
    • wordmcr.mnu
    • wordpict.mnu
    • wordtab.mnu
    • excel.mnu
    • excelpic.mnu
    • excelfrm.mnu
    • exceladv.mnu
    • excelgen.mnu
    • excmacro.mnu
    • nireport.mnu
    • nireplay.mnu
    • nirepadv.mnu


  5. LabVIEW X\examplesの中にあるofficeというフォルダをLabVIEW Yフォルダ内の同じパスにコピーしてください。

  6. Microsoft Office用 レポート生成ツールキット バージョン1.0.1以下をお持ちで、LabVIEW7.x以上の場合は KnowledgeBase 39Q5UHD0: LabVIEW 7 Expressのレポート生成がレポート生成ツールキットをインストールしても正常に動きません。を参照して下さい。

  7. お持ちのLabVIEWのバージョンが両方ともLabVIEW 7.x以上の場合は、レポート生成ツールキットのサンプルをNIサンプルファインダに追加することができます。その為にはツールキットがLabVIEW7.xにインストールされている必要があります。サンプルを追加するには、C:\Program Files\National Instruments\Shared\Example Finder\1.0\Products\LabVIEW X\exbins\englishのフォルダにあるlvexrgtw.bin3をLabVIEW Yフォルダ内の同じパスにコピーしてください。

  8. 最後に移動したファイルを一括コンパイルして、新しいLabVIEW Y用のファイルに変更するように致します。
    一括コンパイルをするにはLabVIEW Yを起動して、起動画面からツール→上級→一括コンパイルです。
    次に下記のフォルダを指定して一括コンパイルをして下さい。まずフォルダのパスまで行きまして選択を押した後に一括コンパイルを押して下さい。
     
    LabVIEW Y\examples\office
    LabVIEW Y\vi.lib\utility

  9. これでレポート生成ツールキットをLabVIEW Yでも使用できるようになれます。




関連リンク: KnowledgeBase 39Q5UHD0: LabVIEW 7 Expressのレポート生成がレポート生成ツールキットをインストールしても正常に動きません。

添付:





報告日時: 06/20/2003
最終更新日: 08/10/2004
ドキュメントID: 2YJ9TM44