DAQデバイスにノイズがのっているときののトラブルシューティング方法

ハードウェア: Multifunction DAQ (MIO)

問題: Daqカードを使って計測を行うとノイズがのります。ソースからくるものではなく、また私はローパスフィルターを同時に使っています。
これはデバイスが故障したのでしょうか？


解決策: デバイス自身が許容範囲を超えたノイズを出している可能性があります。Daqデバイスで発生したノイズの特性を知るには、アナログ入力チャネルとグラウンドとを短絡してそのチャネルのNポイント収録（例　１０００ポイント）を行います。　収録されたデータ配列を解析し（平均値、標準偏差、FFTなど）その平均がゼロでないとき、その値がDCオフセットになります。　また、もし標準偏差の値がA/D変換機のコード幅の半分より大きい場合は、デバイスに不具合が生じているものと思われます。FFTの結果は不具合の状態を説明します。

注意：LabVIEWでのDAQデバイスのゲインの変更はAI設定関数の「入力範囲」の設定によって決まります。


関連リンク: Knowledge Base 28N9A7QO: Data Acquisition: Troubleshooting Bad Readings
Knowledge Base 0GJ9C803: Reducing Thermocouple Noise to Improve Measurements


添付:





報告日時: 12/20/1995
最終更新日: 02/05/2004
ドキュメントＩＤ: 0GJ8LM03