Archived: LabVIEWプロジェクト内で追加のインストーラの場所を変更する方法(LabVIEW8.2.1以前)

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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.2.1
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
LabVIEW8.2.1以前のバージョンを使用しています。
プロジェクトでインストーラをビルドする際のプロパティウィンドウにおいて、インストーラソースの
場所
を変更しようと思います。しかし、インストーラソースの場所として新しいディレクトリをブラ
ウズすると、ときどき次のようなエラーが出現します。

このフォルダ名を選択できません。その名前のファイルは既に存在します。

追加のインストーラの場所として異なるディレクトリを指定するにはどうすればよいでしょうか?

解決策:
これは、LabVIEW8.2.1において既知の問題です。
インストーラソースの場所は、そのソフトウェアが本来インストールされた場所になってしまいま
す(デフォルト値)。このデフォルトディレクトリは多くの場合、NIドライバCDやネットワークフォル
ダなどです。たとえ新しいディレクトリを選択できても、マウスクリック等によってデフォルト値に
戻ってしまうことがあります。

この問題の回避策には2つあります。

①追加のインストーラとして含めたいもののパスをデフォルトのままにします。プロジェクトのイ
ンストーラをビルドする際、追加のインストーラの新しいディレクトリをブラウズするようにプロンプ
トされます。ここでディレクトリを選択すれば、インストーラはプロジェクトインストーラに正しく含
まれます。ただしこの方法では、プロジェクトインストーラをビルドするたびに追加のインストーラ
のディレクトリを与えなければいけません。

②2つ目の方法は少し手間ですが、複数のプロジェクトインストーラを作成する場合にいちいち
追加のインストーラのディレクトリを選択するようにプロンプトされなくなります。追加のインストー
ラとして含めたいもの(例えばNI-DAQmxやNI-VISAなど)それぞれについて、対応するドライバ
CDの内容をハードドライブ上のフォルダにコピーし、このフォルダよりドライバを再インストール
します。これによってインストーラのディレクトリのデフォルト値がハードドライブ上のフォルダに
リセットされ、インストーラのビルドプロセスもそのディレクトリを参照するようになります。

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報告日時: 05/21/2007
最終更新日: 06/30/2009
ドキュメントID: 49KA7143