カスタムスケールをプログラム的に変更する方法



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 8.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQmx

問題:
Measurement & Automation Explorer(MAX)でカスタムスケールを作成しましたが、LabVIEWでその値を変更することはできますか?どうすればよいですか?


解決策:
カスタムスケールは、DAQmxスケールプロパティノードを使用して変更することが可能です。


図1. DAQmxスケールプロパティノード

その手順は、以下のとおりです。
  1. ブロックダイアグラム内のDAQmxタスクの実行よりも前の部分にDAQmxスケールプロパティノードを配置します。

  2. 一番上の入力がActiveScaleであることを確認します。

  3. 入力端子を右クリックして、定数もしくは制御器を作成します。

  4. 作成したリング定数もしくはリング制御器から変更したいカスタムスケールを選択します。

  5. プロパティノードを下方向に拡張して変更したいプロパティを選択します。

  6. エラー入力およびエラー出力を配線して、タスクを開始する前に実行するようにします。
メモ: このプロパティノードは、実行時に変更しますが、MAXで保存された値は変更しません。この方法は、特定のインスタンスに対してのみスケール変更する場合に効果的です。

MAXからスケール情報を取得する、またはMAXにスケール情報を保存する方法については、関連リンクにある技術サポートデータベース 4XQAJPBQのページを参照してください。


関連リンク:
技術サポートデータベース 4XQAJPBQ: MAX上のカスタムスケールをMAX構成エクスポートウィザードからエクスポートできない
技術サポートデータベース 3NRGCC46: Programmatically Create a Custom Scale in DAQmx
技術サポートデータベース 30BG5VMW: What Are Custom Scales, and How Do I Use Them?

添付:





報告日時: 11/20/2006
最終更新日: 06/02/2016
ドキュメントID: 43J981IH