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NI 9469を使用して手動でデルタシグマモジュールのサンプルクロックタイムベースをエクスポートすると、スレーブモジュールのタイムベースの動作が意図したより約5倍遅くなる
NI 9469を使用して手動でデルタシグマモジュールのサンプルクロックタイムベースをエクスポートすると、スレーブモジュールのタイムベースの動作が意図したより約5倍遅くなる
ハードウェア: CompactDAQ
問題: スレーブのタイムベースに同期されたモジュールとマスタのタイムベースに同期されたデルタシグマモジュールが同じレートに設定してあるのに、スレーブのタイムベースに同期されたモジュールが返すデータ量が、マスタのタイムベースに同期されたデルタシグマモジュールよりも大幅に少ないのはなぜですか?
解決策: この問題の根本原因は、NI-DAQmxドライバのバグです。次の両方の条件を満たす場合、ご使用のシステムは影響を受けます。
- DAQmxバージョン 15.5.0、15.5.1または16.0.0を使用している。
- NI 9469同期モジュールを使用しているシャーシまたはコントローラの間でのタイムベース同期のために、手動でデルタシグマモジュールのサンプルクロックをエクスポートしている。次の構成を参照してください。
この問題は、DAQmx 16.0.1以降で解決されています。 この更新をNI更新サービスを通じて取得するか、www.ni.com/downloadsで「NI-DAQmx 16.0.1」を検索してドライバをダウンロードすることができます
お客様にとって、NI-DAQmxドライバをアップグレードすることが、現実的な解決策ではない場合があります。引き続き同じドライバを使用したい場合は、次の構成による回避策が提供されています。
- /MasterModule/SampleClockTimebase の代わりに、/MasterModule/OversampleHF タイムベースを使用してスレーブモジュールのタイムベースを同期します。
関連リンク: ドライバのダウンロード: NI-DAQmx 16.0.1
チュートリアル: NI-DAQmxを使ってアナログ入力Cシリーズモジュールを同期させる
技術サポートデータベース 4W1GE4NC: Determine the Version of the NI Software on My Computer
添付:
報告日時: 12/28/2016
最終更新日: 12/29/2016
ドキュメントID: 7EPENRR2
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