EシリーズデバイスのFREQ_OUTピンを使用する方法



使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-DAQ
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
EシリーズデバイスのFREQ_OUTピンはどのように使用するのでしょうか?

解決策:
Eシリーズデバイスには FREQ_OUTまたはFOUTピンが存在します。これらのピンを使用すると、ボードに搭載されている汎用カウンタを使用することなく50%のデューティサイクルのTTLパルスを生成することが可能になります。
LabVIEWの カウンタコントロール関数(CTR Control.vi )の「制御コード」入力端子に「7:FOUTを有効にする (enable FOUT)」を入力してタスクを開始し、「8:FOUTを無効にする(disable FOUT)」を入力してタスクを停止します。「FOUTデータ」 入力端子 には使用するタイムベースソースや、約数を入力して出力するパルスを設定してください。使用するパラメータの詳細は LabVIEW ヘルプで確認してください。
カウンタコントロール関数を使用し、上記の動作を行うサンプルが下記リンクにありますので参考にしてください。

また、従来型DAQの関数には Counter Control.vi 関数と CTR Control.vi 関数があり、どちらも日本語では「カウンタコントロール」と訳されています。今回使用するのは後者の CTR Control.vi ですので、間違えないように注意してください。

Visual Basic、Visual C、またはLabWindows/CVI において、従来型NI-DAQ関数呼び出しで、NI-DAQ Function Reference Help に指定されている通り、 signal=ND_FREQ_OUT における周波数を分割するために、内部タイムベースと1から16の定数を選択することによってSelect_Signal関数を使用します。Visual Basic またはComponentWorksツールを使用する場合, Measurement Studio Reference Helpに記載されている CWDAQTools.StartFOUT およびCWDAQTools.ResetFOUTメソッドを使用できます。

より詳細な情報に関しては、E Series user manualの
E Series Help >> Counters >> Counter Timing Signals >> Frequency Output Signal の項目をご参照下さい。

関連リンク:
NI-DAQmxを用いたFrequency Out (FREQ_OUT)端子の使用法

NI Developer Zone Example: Generate a Square Wave (Digital Pulse Train) Using a Frequency Divider
NI Developer Zone Example: DAQ-STC: Generating a Pulse Train on the FREQ_OUT Pin
NI Developer Zone Tutorial: Measuring Two Frequencies Using FOUT (FREQ_OUT)
KnowledgeBase 2E7AOSFT: How Can I Generate Two Pulse Trains without Using Both Counters on My E Series Data Acquisition Board?

添付:





報告日時: 08/15/1996
最終更新日: 06/23/2009
ドキュメントID: 0OE9NT2X