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ユーザ定義変数を介してデータを転送する場合に起こる不正な値



使用ソフトウェア: Driver Software>>NI-RIO
使用ソフトウェア・バージョン: 12.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
NI-RIO IO スキャンパッチをインストールしてあり、CompactRIOに新しいソフトウェアをインストールしました。その後、ホストからFPGAユーザ定義変数が不正なデータを返すようになりました。また、CompactRIO上のSoftMotionも正しく動作していません。この問題を修正するにはどうしたらいいですか。

解決策:
ユーザ定義変数からFPGAに不適切なデータが転送されてしまう、NI-RIO IOスキャンパッチの緊急な問題が発見されました。この問題により、ユーザ定義変数を使用するFPGAアプリケーションが誤動作を起こし、ユーザ定義変数を使用するCompactRIO SoftMotionアプリケーションの動作が停止します。この問題の影響を受けるのは、NI-RIO IOスキャン12.1.1がインストールされたCompactRIOのみです。NI-RIO IOスキャン 12.1.1はNI-RIO IOスキャンパッチと同時にのみインストールされます。

この問題を修正するには、ユーザ定義変数用のNI-RIOパッチをダウンロードして適用し、NI-RIO IO Scan 12.1.1がインストールされているすべてのCompactRIOにソフトウェアを再インストールしてください。

この問題は、FPGA上だけで使用されるデータ、LabVIEW Real-Time上だけで使用されるデータ、読み取り/書き込み制御器、DMA、またはスキャンエンジンI/O変数を使用して転送されるデータには影響しません。EtherCATデバイスには影響しません。FPGAからホストUDVを使用して転送されるデータには影響しません。

NI-RIOのすべてのユーザは、今後CompactRIOにNI-RIO IOスキャン12.1.1がインストールされないように、このパッチをダウンロードしてインストールする必要があります。パッチはNI更新サービスまたはこのページの下にある関連リンクのセクションからご利用いただけます。 パッチをダウンロードできない場合は、サポートに連絡してください。

ホストにパッチがインストールされたことを確認するには、以下の手順を実行します。
  1. MAXを起動してリモートシステムを展開します。
  2. ご使用のReal-Timeターゲットを展開します。 ソフトウェアを右クリックし、ソフトウェアの追加と削除を選択します。
  3. NI-RIO用の推奨ソフトウェアセットを選択します。
  4. 右側のペーンで、ターゲットにインストールするソフトウェアを表示し、NI-RIO IOスキャンのバージョンが1.6.1.4 または12.1.2以降であることを確認します。

ターゲットにパッチがインストールされていることを確認する方法は以下のとおりです。
  1. MAXを起動してリモートシステムを展開します。
  2. ご使用のReal-Timeターゲットを展開し、ソフトウェアタブを展開します。
  3. ターゲットでNI-RIO IOスキャンのバージョンが1.6.1.4または12.1.2以降であることを確認します。
ユーザ定義変数用のNI-RIOパッチはNI-RIO IOスキャンパッチに置き換わります。 元の問題については、「技術サポートデータベース 68MD17VQ: ユーザ定義変数を介して負の固定小数点データを転送する場合の不正な値」を参照してください。

関連リンク:
ドライバと更新: ユーザ定義変数用のNI-RIOパッチ
技術サポートデータベース 68MD17VQ: ユーザ定義変数を介して負の固定小数点データを転送する場合の不正な値
技術サポートデータベース 4ESLI3UI: NI-RIOとLabVIEWバージョンの互換性


添付:





報告日時: 07/18/2013
最終更新日: 07/12/2016
ドキュメントID: 6BAE1OVQ