実際のサンプル（スキャン）レートについて

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問題: 指定したサンプル（スキャン）レートは、実際にボード上で反映されているのか。実際に反映されているスキャン（サンプル）レートの求め方とLabView上での表示方法は。

解決策: 実際のサンプル（スキャン）レートは、以下の方法で計算されています。

オンボードクロック /指定したレート = Y.Z
Y = 小数点以上の数値
Z = 小数点以下の数値

実際のサンプル（スキャン）レート=オンボードクロック/Y

例）

20MHz/9956 = 2008.83
Y=2008
Z=83

20MHz/2008 = 9960.16

9960.16Hzが実際のサンプル（スキャン）レートになります。


LabView上でこの数値を確認するには、「DAQmxタイミングプロパティノード」を使用します。
項目の中から、「サンプルクロックレート」を選択します。
この「DAQmxタイミングプロパティノード」は、DAQのDLLを呼び出し、ボード上のサンプルクロックを見て、実際のサンプル（スキャン）レートを計算します。

また、「AI変換レート」は、DAQのDLLを呼び出し、ボード上のコンバートクロックを見て、実際のサンプル（スキャン）レートを計算します。




関連リンク:

KnowledgeBase 35IAD4MV: NI-DAQmxを使ったConvert ClockのRateの設定方法

KnowledgeBase  2XPE1QCW：How is the Convert (Channnel) Clock Rate Determined in NI-DAQmx and Traditional NI-DAQ?

添付:





報告日時: 11/30/2004
最終更新日: 03/29/2009
ドキュメントＩＤ: 3FTJE5TU