IMAQでゲイン、モノクロリファレンスはどういう役割をしますか?



ハードウェア: Image Acquisition (IMAQ)>>Analog Image Devices>>PCI-1408

問題: IMAQ PCI-1408カードで利得(ゲイン)利得調整はどうするのですか?

解決策: PCI-1408ユーザマニュアルの付録Aを参照して、下記の手順に従ってください。

Measurement & Automation エクスプローラ (MAX)のチャネルプロパティは、<channel> を右クリックし、ポップアップメニュー(Basicタブから)のプロパティを選択します。 黒の基準レベルと白の基準レベルはこのMeasurement & Automation エクスプローラ (MAX)のチャネルプロパティのボルテージで表示されます。 プロパティには2つの機能があります。

その1つは、ボード利得(ゲイン)を使うことです。 PCI-1408には3つ(1, 1.33と 2)にゲイン調整できます。 リファレンスレベルは信号の最大範囲を決められたボードを使います。 ボードのゲインはアナログからデジタル(A/D) コンバータへの制限を越えない程度の最大のゲイン度に自動設定されています。 このレベルはモノクロにビデオ信号化されたアルゴリズムを定義して使っています。 8ビット画像の場合、デジタル化されたボルテージは0から255になります。

また、「Auto Expos.」ボタンはフレームの最大最小明暗度を基にして自動的にフレームスナップ、画像分析、モノクロレファレンスレベルの設定をします。

NI-IMAQの2.2以前のバージョンのIMAQユーティリティのインターフェイスが違い、レファレンスレベルの設定はImaqConf ( Camera >> Basics)で行います。 ボルテージではなく 0から63の整数(黒の基準には白の基準より小さい整数)を入力します。 以下式は3つの値に相当するアナログ入力レンジです。


Min Range = Black Ref * (20 mV / gain)
ex.: Black Ref = 0, gain = 1; Min Range = 0 V
ex.: Black Ref = 2, gain = 1; Min Range = 40 mV

Max Range = White Ref * (20 mV / gain)
ex.: White Ref = 63, gain = 1; Max Range = 1.26 V
ex.: White Ref = 20, gain = 2; Max Range = 0.2 V


信号は均一に256の数値にデジタル化します。 Min range = 0 V でMax range = 1 Vの場合、デジタル値は 1/256 Vの精度表示しています。 U8値は以下を参照してください。


デジタル   アナログ
  0 --- 0 V
1 --- 4 mV
  2 --- 8 mV
etc.


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報告日時: 02/05/1998
最終更新日: 10/04/2000
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