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Archived: Digital Trigger AとDigital Trigger BとDigital Trigger A&Bの定義

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使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア:

問題: TTLのデジタルトリガーパルスを使ってDAQボードによるデータ集録を開始したいのですが、Digital Trigger AとDigital Trigger Bのどちらの設定を使えばいいのかわかりません。

解決策: 「Digital Trigger A」(デジタルトリガA)はよく「スタートトリガ」と呼ばれ、通常、データ集録を開始するため使用します。「Digital Trigger A」を使用した場合、DAQボードがトリガー信号を受け取るまでデータ集録を開始しません。

「Digital Trigger B」(デジタルトリガB)はよく「ストップトリガ」と呼ばれますが、混乱しないでください。実際には「Digital Trigger B」はプリトリガスキャンを使用するときに有効です。「Digital Trigger B」を使用するときは、ソフトウェアのスタートコマンドがDAQボードに受け取られたときからデータ集録が始まり、集録されたデータは設定されたプリトリガスキャンのデータ数と同じサイズの回収バッファに収められます。そこで「Digital Trigger B」の信号を受け取ると、データは設定したスキャン数になるまで次のバッファメモリに転送され、コンピュータで処理できるようにします。(ポストトリガスキャン = 設定されたすべてのスキャン数 - プリトリガスキャン数。) このバッファのデータはプリトリガスキャンのデータとポストトリガスキャンのデータを正しい順番でまとめて転送されます。

これを応用し「Digital Trigger A&B」を使用することで、「Digital Trigger A」を受け取るまでデータ集録を開始せず、「Digital Trigger A」により実際のデータ集録を開始し、集録されたデータはプリトリガスキャンとしてバッファに一時保存され、「Digital Trigger B」を受け取り、ポストトリガで設定した数のデータを集録するまで実行すると言ったアプリケーションが考えられます。

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報告日時: 01/31/1996
最終更新日: 05/20/2000
ドキュメントID: 0HU7KPTA