なぜIMAQボードがMeasurement & Automaation Explorer上で行うSelf Testに失敗するのでしょうか?



使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: N/A
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題: 正常に動作しているWindowsXP環境のコンピュータでPCI-1409デバイスを使用しています。ある日、スナップやグラブを行おうと、MAXで確認するとエラーメッセージが表示されました。スナップはタイムアウトエラー(<IMG_ERR_TIMO>)が表示され、グラブはDMAタイムアウトエラーが表示されます。また、Self Testを行うと全てのテスト項目において失敗しました。なぜこれらのテストに失敗するのでしょうか?また、再び画像集録ができるようにシステムを復元するにはどうしたらよいでしょうか?

解決策: デバイスがシステムに適切に接続されていない場合、またはデバイスと通信するWindows側に何らかの問題がある場合は一般的にSelf Testは全て失敗します。これはマザーボードのバスに適切に挿入されていない為起こりうる可能性がございます。また、IMAQデバイスを割り当てられたリソースが別のデバイスに割り当てた為、リソースが有効でなくなります。

使用しているIMAQボードが正常に動作していれば、回避策の一つとしてWindowsにIMAQボードを再認識させる方法があります。簡単な方法としてデバイスマネージャからIMAQボードをアンインストールします(コントロールパネル>システム>ハードウエアタブをクリックします>デバイスマネージャというボタンをクリックします)。デバイスマネージャから一度IMAQデバイスを削除します。Windows上のアプリケーションを全て終了しコンピュータを再起動すると新しいハードウエアの検索ウィザードが表示されるのでNI-IMAQドライバソフトウエアをインストールしてください。インストールが完了したら再度MAXを起動し、画像のスナップもしくはグラブが可能かどうか確認を行います。

再起動を行いコンピュータがIMAQデバイスを認識しない場合は、デバイスのインストールが完全に行われていないのが殆どのケースであると考えられます。コンピュータの電源を落とし、デバイスを他のスロットで使用してバスにしっかりと挿入されているかどうか確認し上記を繰り返しお試しください。

関連リンク: National Instruments Image Acquisition and Vision Support Homepage

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報告日時: 04/13/2004
最終更新日: 12/19/2005
ドキュメントID: 38CCNSKD