オクターブ解析において可聴周波数以外の周波数を解析する方法

使用ソフトウェア:
使用ソフトウェア・バージョン: 2.0
使用ソフトウェア・バージョンに特化: N/A
二次のソフトウェア: N/A

問題:
集録した信号に対し、1/3オクターブ解析を実行しています。しかし、設定できる周波数の範囲は20Hzから20kHzとなっています。どのようにすれば、この周波数範囲以外の設定を行う事ができますか。

解決策:
20Hzから20kHzの範囲以外で1/3オクターブ解析を行うためには、NI 音響 / 振動ツールキットに含まれている、SVT Fraction-octave Analysis.vi を使用してください。
希望する周波数範囲（最小値と最大値）を frequency range[Hz] に入力し、 bandwidth に 1/3 Octave を指定します。　1/3オクターブ解析に使用されている　SVT Thired-octave Analysis.vi で使用されている解析コードと SVT Fraction-octave Analysis.vi で使用されている解析コードは、全く同じ物のため解析結果は同じです。

SVT Fraction-octave Analysis.vi を用いて 1/3 オクターブ解析を行うには、添付画像のようにブロックダイアグラムを構築します。

関連リンク:

添付:

FractionOctave.JPG