NAT9914チップが、EOI 信号をアサートしなくなる。



ハードウェア: GPIB

問題: NAT9914チップと複数の種類のCPUを使った機器の開発を数種類行っている。
この開発を行っている機器のいくつかが、EOI(End or Identify) ターミネーションを、正常に行わない。

解決策: まず始めに、正常にEOIのアサートを行っている機器と、正常でない機器とを切り分けてください。 同一の症状を引き起こす最小限のシステムを構築した上で、次の以下のトラブルシューティングを行ってください。

同一機器において、違いを少なくするために、全ての機器に同じテストプロシージャや、コマンド("*IDN?"など〉の送受信を行ってください。 その際、バスアナライザーなどを使用して、NAT9914チップのすべてのデータライン・クロックを監視します。

CE* とWE* のアサートを行っているパルスの長さを測ってください。 もし、CPUスピードがNAT9914クロックの倍の速度である場合、NAT9914が正確にCE*、WE*ラインの立ち上がりを検出するためには、CE*、WE*両ラインのアサーティングパルス幅を倍にしてみてください。

さらに、各シグナルのタイミングと、各レジスタへのアクセス間のクロックサイクル数に注目します。 AUXCR (Auxiliary Command Register)への連続アクセスがある場合は、各アクセスの間に十分のクロック間隔があることを確認してください。 NAT9914 Reference Manual の3-15ページには、"Writes to the AUXCR should be separated by at least four clock cycles." (AUXCRは、4クロック以上、離れて書き込んで下さい)と記述されております。 正確には、"Any access following a write to the AUXCR should be delayed by at least four clock cycles."(AUXCRに書き込んだ後の全てのアクセスは、4クロック以上、離して下さい)の方が正しいです。

尚、上記情報更新はNAT9914 Reference Manualの次回更新時に行います。現状では、本ウェブページにて訂正させていただきます。

関連リンク: Installation/Getting Started: GPIB Register-Level Programming (英語)

Product Manuals: NAT9914 Reference Manual (英語)

KnowledgeBase 11O7MUQA: NAT9914 Reference Manual Discrepancies (英語)

KnowledgeBase 0I593DEO: Why Can't I Communicate with My GPIB Instrument? (英語)

添付:





報告日時: 07/15/2002
最終更新日: 08/01/2002
ドキュメントID: 2NE9ELYF